料理研究家 沢田けんじの料理びより-パテ・アン・クルート 先日、焼いたパテなど盛り付けてみました。

 

散光させてないので今一な写真ですね。スミマセン。

 

今日はカレー鍋についてです。

 

ちまたで話題のカレー鍋。

 

ひねくれ者の私は流行物はあまりいじりません。

 

しかし、今回は作りましたよ。カレー鍋。

 

カレー鍋と言って最初に思いつくのがサテージャンを使った鍋です。

 

ベースは鶏だしで味付けにサテージャンを使います。

 

これはメジャーですね。日本のカレーとは若干風味が違いますが美味しいですよ。

今回は“家庭でできる”がテーマなので日本のカレー粉で作ります。

 

大阪・木津市場の大和のカレーうどん的なもの+ちょっとエスニック調を頭に描いて作りました。

 

市販のカレールーは濃度が出るのでやはり粉です。

 

ベースは鶏がらスープ。もちろん粉。

コレだけでは味が決まらないので、塩味を醤油でつけてやります。

 

スープのポイントは甘味です。辛いカレー鍋ほど適度な甘味が旨さの鍵になります。

 

甘味はみりん、砂糖など色々考えられますが、今回はオイスターソース。

 

カレー粉とオイスターソースは相性抜群です。

 

塩味もあるので醤油をほどほどにします。これでベースが出来上がり。

 

後は具材ですが、旨みをグッと高める具材として肉・魚系のものを入れます。

 

鶏団子とか良いですね。あとエビもお勧め。味と香りが出ますよ。

 

練り物もなかなか良いですね。

 

野菜は煮て甘味が出る食材を中心に入れていきます。

 

葱、白菜は外せません。スープのよく絡まるえのきや糸こんにゃくも良。

 

最後に春菊をわさっと入れて完成!

 

なかなか旨い。はやり物もたまにはいいですね。(写真!忘れました。)

 

料理研究家 沢田けんじ