スーパーでよく見る「つぶ貝」。
この「つぶ貝」と言う名前はとても曖昧で、食用の細長い巻貝の総称みたいな物です。
土地や人によって中身が違うんです。
こう書くといい加減に思えるかもしれませんが、貝の種類分けって大変。
学者ならいざ知らず昔の漁業関係者には無意味だったんでしょうね。
皆さんつぶ貝はどうやって頂きますか?
スーパーでは塩湯がきされた物が売ってるのでそのままでもおOKですが、調理などされてますか?
実はこの貝、フランス料理で使うアレに似てるんです。
アレって何かと言いますとエスカルゴです。
エスカルゴ=食用カタツムリですね。
普通は缶詰か冷凍パックのエスカルゴを野菜の出しで湯がいて臭み消しをしますが、つぶ貝は臭くないので簡単。
そのままエスカルゴの代わりに使えます。
フレッシュ感もあってなかなかいいメニューになりますよ!
写真はエスカルゴとブロッコリのにんにくソテーです。
にんにく+バター+パセリでブルゴーニュ風もいいですね
料理研究家 沢田けんじ