星に願いを・・・ みずがめ座流星群 | ユリアを探す旅の途中にマリアに恋した拳王のツマランblog

 

 

みずがめ座η流星群 今夜、活動がピークに

 
 

2020/05/04 13:02 ウェザーニュース

 

今夜、みずがめ座η(エータ)流星群の活動がピーク(極大)を迎えます。

極大の時間は5月6日(水)の朝5時頃ですが、日本では放射点の昇ってくる深夜の1時過ぎから明け方までが流れ星の見やすい時間となります。

 

気になる天気は?

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5日(火)の夜は低気圧がだんだんと東に離れるため、西日本は晴れて星空が見られる所が多くなりそうです。

関東や東北太平洋側は低気圧の影響が残るため、明け方に近づくほど晴れ間が増える予想です。

低気圧の影響が最後まで残る道東や、海からの風が吹き込みやすい日本海側は、流星観測には厳しい条件となりそうです。
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期待できる流星数は?

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アストロアーツ社によると、予想される数は1時間あたり5~10個程度とみられるとのことです。

みずがめ座η流星群の流れ星は、放射点があるみずがめ座の周辺のみに出現するわけではなく、放射点(※)を中心に四方八方に流れるため、夜空のどこにでも現れます。また、出現する確率も同じです。

ただ、満月に近い明るい月がほぼ一晩中夜空を照らすため、条件はあまり良くありません。

 

月を視界に入れないようにしながら広く空を見渡してみてください。

※放射点:流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点で、流星群に属する流れ星はこの点を中心に放射状に流れます。

みずがめ座η流星群の特徴は?

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みずがめ座η流星群の流れ星(撮影:ニュージーランド・テカポ)

 

みずがめ座η流星群は毎年ゴールデンウィークの終わりごろに活動する流星群で、速度が速いのが特徴です。

 

ハレー彗星の通り道を地球が通過し、そこに残されていた塵が地球の大気に飛び込んで、上空100km前後で発光して見える現象です。

(1)活動が活発な期間が長い
みずがめ座η流星群は活動が活発な期間が長い流星群のため、極大日の前後数日間はピーク時と同じくらいの流れ星を期待出来ます。


(2)流星の速度が速く、痕が残りやすい


みずがめ座η流星群に属する流れ星の速度は約66km/sと流星群の中でも早く、比較的痕が残りやすい流れ星と言われています。