こんにちは SHIMAです
皆様に大変ご好評いただいております立体布マスクの洗濯方法について、
ブログや商品購入時の冊子などで、煮沸消毒の方法をご紹介させて頂いておりましが、
その中で、マスクの煮沸消毒による、縮みが起きてしまったという事案がございました。
ポリエステルは熱に強く、煮沸に対応できる素材ではございますが、
鍋の大きさや、鍋の種類、水の量、熱伝導の違い、
鍋の中でのマスクを泳がせる回数、単体洗い、数枚まとめて洗うなど、
条件下が違う中で、
いつくかの条件が重なりますと、縮みが表面に発生する事がわかりました
例えば、サンプルを静かに中に入れまして
あまり動かさずに煮沸消毒をした場合には、
各マスクの縮みは発生しませんでしが、
青木が、自宅で上の子供用ブルーは洗濯機で、
下のネ子供用ネイビーは、単体で煮沸したときに
このような縮みが確認できました。
ですが、なぜ縮まないポリエステル生地が、単体で煮沸した場合に縮んだのか?
シェルピンクの大人用マスクを煮沸したときには(前回のブログです)、縮まなかったのは何故か? 原因は不明でございます。
未だ調査中ではございますが、
一番の原因として考えられるのは、鍋の中でトングや、さいばしなどでマスクを泳がせる回数、また単体洗いですと自ずとマスクが泳ぐ状況になり、整えられていた編み組織に崩れが生じてしまい、縮みの原因につながっているのではないかという事です。
ただ、このような状況でも縮まなかった事例もあり、比較的縮む可能性が高いのではないかという推測になります。
条件をある程度揃える方法といたしまして、
煮沸消毒される際は、小鍋やホーロー鍋は使用せず、単体では洗わず、極力泳がせず消毒していただけますと、縮むことは防げるかと思います。
食器洗いの洗剤での押し洗い、洗濯機でネットにいれて洗うという洗濯方法では、
縮みには影響ございませんのでご安心くださいませ。
縮みが生じてしまわれた皆様には、ご心配とご迷惑をおかけ致しました事、
大変申し訳ございませんでした。
また、国が推奨しておりますマスクの洗い方はこちらになりますので、
合わせてご参考にされてください。
動画
また、縮みが発生してしまった場合の整え方についてご案内いたします
まず、縮んでしまったマスクを水で濡らし、軽く絞って頂き、
アイロンをご準備ください。
次に、マスクのシワを伸ばすようにグッと引っ張りながら、横のラインを整えていきます。
注意:この際アイロンが高温となり危険ですので、必ず、引っ張っている指側から、
なでおろすようなかけ方をしてください。
次に縦のラインを整えていきます。
同じようにグッと引っ張りながら、なでおろすように目を整えてください。
アイロンをかけ終わりましたら、半乾きのような状態になりますので縦ラインをパンパン!と整えていただき、
横ラインも同じくパンパン!と整え、
風通しのよい日陰で干して頂けますと、目が整い、サイズ感も元に戻ります。
この流れをより詳しく、動画にもまとめましたので、ご確認くださいませ。
何度か洗濯してみました結果、洗濯機でネットに入れて洗い、
形を整えて干す方法が、一番キレイに仕上がることが分かりました。
アイロンもいりません。
今後は、洗濯機洗いと手洗いを推奨させて頂ければと思います。
煮沸消毒をされる場合には、縮みに十分気をつけて頂き、
万が一、縮んだ場合には、上のような方法で元に戻して頂ければと思います。
ご迷惑とご心配をおかけした皆様、大変申し訳ございませんでした。
何卒、宜しくお願い申し上げます。