【前回までのあらすじ】
中国の人件費も高くなってきて、苦闘の20年を生き残った企業は過去最高益をだしている。ブラ三でも無(微)課金ですごく強い人がいる。というようなことを書きました。(雑っ)

まずは開幕遠征NPC攻略戦争お疲れ様でした。今季はマップの変更がなくホッとしました。来季は統合とかマップとか気になるところですが。今季の戦争では、速令の普及により大砲・車が15~20分単位で計算されるようになりました。つまり強い25分の大砲よりも、5分速い2本の中砲の敵襲をつけた方が脅威だった訳です。援軍を募集するにも、座標をコピペして、一言に貼ったり、書簡してたりしたら、5分くらい経過してしまいますからっw

前期の終わりに雑談部屋で、4コスの義勇軍がいいか、4.5コスの檄文がいいかという話題があって(忘れたけど、TPが同じ位だったのかもしれない)、数十分後の1万2千の兵士より、即座の7千の兵士がいいというログがあったのを思い出しました。

さて、上記の話とは全く無関係になってしまい(前振りがこじつけで)恐縮ですが、
実験心理学では、人間はすぐに手に入る報酬が実際よりも魅力的に思えてしまう傾向があることが示されている。次の状況Aを考えてみよう。

 (1)28日後に1万円もらう
→(2)31日後に1万2千円もらう

この場合、大抵のひとは(2)を選ぶ。
4週間以上先の話だから、3日くらい気にならないので高い方が魅力的。

状況B
→(1')今、1万円もらう
 (2')3日後、1万2千円もらう

この場合、ほとんどのひとは(1')を選ぶ

精神科医のジョージ・エインスリーはこれを、(1')の報酬は「見てくれはいいが、うわべだけ」なのであると言ったそうな。

この選択をするとき、報酬がもらえるタイミングが同じならば必ず額が高いほうが選ばれるが、上記のような結果になるのは、選択がなされる時点で魅力的な方が選ばれている。つまり報酬がもらえるまでの時間が魅力を大きくしていると言える。

しかし合理的に考えるならば、不確実な相場において、即時落札2000TPのカードと、明日落札予定の1000TPのカード出品は同様の価値をもつかもしれない。落札日が近づくにつれ、魅力は固定値に収束していく。つまりは、即落札ボタンは押さないで、明日の落札結果を待つだろう。

でも、そうとはわかっていても、市場価格も調べないで、即落札ボタン押すことって結構ありますよねww


目が疲れたので、この辺で。

またボチボチ、更新していきますので、よろしくお願いします。

参考文献
ロバート・H・フランク,1995,「オデッセウスの鎖」(山岸俊夫 監訳),サイエンス社