日曜劇場「ごめん、愛してる」に出てくる律が印象深い。

主役の長瀬智也演じる岡崎律の愛情の深さがとにかくとても深くてここまでの主人公って最近いたかな、いやいない。

 

ヤクザの御曹司の弟分が暗殺者に狙われた時は身代わりになって弾丸を代わりに受けたり、自分の母親の弟の心臓がダメになった時は自分の心臓を差し出す。

 

童話「幸福の王子」に出てくる王子様の銅像は、困っている人たちを見つけては自分についている金箔やサファイヤを貧乏な人たちのところへツバメを介して届けます。そして王子様は最後、何も与えるものが無くなってボロボロの銅像になってしまいましたという物語ですが、律はこの生き方どおり死んでしまうのか・・

 

IWGPの頃から長瀬さんのドラマは群を抜いて面白いです。

言葉の一言一言が他の人とはなぜか違う気がします。バラエティに出てる時は何も感じないのにドラマに出た時のこの存在感は本当にすごいですね。

 

豪快で力強いけど、誰よりも愛情深く優しい、優しすぎる人間。

自分のためだけに生きる人が多い世の中で、こういう人間の存在は凄い貴重だし、凜華がどうしても律じゃないとダメ、死ぬとわかっていたとしても、という気持ちがわかります。

今後律が見られなくなるのは寂しいなぁ・・