チュイルリー公園を歩いてオランジェリー美術館へ
近代美術が好きなら、
涙が出るほど嬉しい作品に溢れた美術館
オルセーにある作品ほど有名ではなくても
「これが見たかった」がたくさんある
モネの睡蓮も部屋になっていて圧巻!
ポール・ギヨームのコレクションも感動的!!
ピカソももちろんある
マリーローランサン ココシャネルの肖像画
シャネルはこの絵の受取りを拒否したという有名な絵
まるでマリーの才能に気付かなかったように言われているけど
カレッジで講義を聞いたとき、
シャネルはこの絵を見て同性愛者のマリーの
自分への愛に気づいていたからだと知り
双方の才能を益々せつなく感じた・・・
ママ大好きなユトリロ
サラ、イヤホンによる日本語の案内に夢中で
気になる絵の前では真剣に聞いていた
(理解できているかは不明…)
サラはマティスが一番気になるよう
他を観に行っても、マティスのところに戻ってくる
「この絵が好き?」
「・・・え・・・あ、マイネームイズサラ」
途中で飽きて、ごねることももちろんあるけど、
本やコピーでなく、
子供のうちに本物の絵を観ることは大切だと思う
原画は、作者の気持ちがそのまま残っているのか
中から出ているものが違う
入ってくるし、伝えてくる
引き込まれる
その絵の背景や歴史を知っていれば、
それはそれは面白いし
日本でも、観られる機会があれば、
どんどん原画を観にいくようにしています
子供の、どうためになるかわからないけど
とても大事なことのように思える
私が好きだということも大きいけど
オランジェリーは、ルーブルやオルセーほど人が多くなく
贅沢な作品をゆっくり観られるので
かなりお薦めできる美術館
写真を撮ることに関して寛大なところが多いヨーロッパの美術館
(もちろん絵を傷めるのでフラッシュはダメ)
なんでだろう
昔、カレッジの授業でよく美術館に行った
観た絵のポストカードを買うんじゃなくて、
写真を撮れと言われた
自分が観た、その時間が持ち続けられるからと
先生は言ったけど
それが理由かな