「GREEN DAY / REVOLUTION RADIO」購入!の巻 | ブログ 走攻 (SoCo blog)

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ラジオDJ・TV音楽番組司会・イベントMC・ゲレンデDJ etc...をしている SoCo(ソーコー)と申します!

主に、音楽に纏わる事を綴るつもりです。
何を食べただ、景色が・・・とかなblogではありません。
(とかいって”お花がキレイ~!”とかUPしてたらゴメンナサイ)

2016.10.7 Release
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強く、優しく、時に壮大でドラマティックな展開、かと思えば間髪入れず畳み掛けるPUNK ROCK、静から動へ一気にシフトする軽快さ、印象的なリフが鳴り響き、そればかりでなく哀愁漂い叙情的、そしてカントリーテイストまで…


と、今までのGREEN DAYのすべてのキャリア、初期、出だしの頃の突っ走る衝動的な部分、そして「DOOKIE」で1つの完成をみたと思われるGREEN DAYならではのPOPなPUNK ROCK(ビリーはポップ・パンクという言葉、表現の仕方、され方を忌み嫌っているらしいですが…http://nme-jp.com/news/27581/)

そこから音楽性の幅がさらなる広がりを見せ、僕が特に好きなアルバムである「nimrod.」あたりからは、抑えて聞かせる魅力、静なる動とでも言おうか、ストレートだけではなく変化球も交え、フォーキーであったり、アコースティックさなども加わり、そして、コンセプトアルバム、パンク・オペラに取り組んで、組曲も含み、よりその楽曲の多様性、ドラマティックさが増し、さらには、なんと1年の間に2ヶ月おきに3部作としてアルバムリリースという、どれだけアイデア、才能が潤沢、枯れることを知らない、そんなGREEN DAY、ビリー・ジョー・アームストロングはやはり凄い!

…と改めて実感した矢先、ビリーは薬物などからクリーンになるためにリハビリを行っているというニュースが流れ、やはりGREEN DAY、ビリーといえども、そのプレッシャーの大きさ、次の作品への重圧、過度な期待などが重くのしかかり苦しんでいたのか・・・いや、GREEN DAYクラス、所謂グラミー賞を獲得するようなPUNK ROCK バンドなんてのは彼ら以前にはいなかったわけだから、その境地に達した者にしか分からない、そう、かつてEAGLESのライナーノーツの中で見た
「グラミー級の成功は、グラミー級のプレッシャーを招いた」
という一文がまさにそれで、そんな状況に陥り、苦しみ、しかし、立ち向かい、そしてそこから見事に抜け出したのが今作なのではないか、とそう思える、それほど、今までのGREEN DAYが待つ魅力を全て網羅、凝縮した、味わい深い作品に仕上がっているように思います。

そして、今までに増してビリーの歌声がもう抜群に良くて、心の隅々にまで響き渡り、染み込み、胸を強く打つ、そう思うのは、やはり色んなことを乗り越えて来た強さも弱さも全てひっくるめその歌声に乗せて、そう、魂、ソウルが歌っているからではないでしょうか。


ビリーはなんでも映画にも主演を果たし、間も無くアメリカで公開されるということで、この今作「REVOLUTION RADIO」以降にまたGREEN DAYが見せてくれるPUNK ROCKから生まれた新たな景色、ROCKの未来を、僕は追っかけ続けていきたい!そう思いました。



しかしまあ、今年は、それもこの10月に立て続けにHi-STANDARDの新曲、GREEN DAYのニューアルバムと、もう〜タマランチ会長だなぁ!!

(…と、90年代ジョーク?で締め括り。オリンピックの会長と言えば、我々世代にとってはサマランチ!というイメージなのであります。今はバッハさんでしたかね。バッハさんてやはりあのバッハの子孫にあたるんですかね?ってこのブログの内容に全然関係ねえーホゲ〜。)