Tinderは恋愛アプリの「聖杯」?──LAのパーティ野郎が開発したデートアプリが大人気! | ジョーダンスニーカー2014のブログ

ジョーダンスニーカー2014のブログ

ブログの説明を入力します。


(GQ JAPAN)

これまでのデートアプリはどれもイマイチだった。面倒だし、変な相手につきまとわれたりするし。でもTinderは違う。男女の出会いをカジュアルにライトに演出するソーシャルアプリは、オンナごころをがっちり掴んで全米で人気爆発なのだ。なぜか。

Text: Kei Wakabayashi





Photos: Hulton Fine art collection / getty images. Face on iphone: Joseph Clark / The image bank / getty images.







ジオロケーションを用いたデートアプリで最も広く利用されてきたのは、おそらくGrindrだ。自分の近くのお相手を探しだし、つながるためのSNS。が、汎用性という観点からいうとこれにはBeats 有名人 エックス ACE 15+ プライム 定的な問題があった。ゲイ専用なのだ。ならば異性間のためのGrindrはつくれないものか。ソーシャルアプリの世界において、男女用Grindrは長らく探し求められてきた「聖杯」だった。



2012年にローンチしたアプリ、Tinderは、ついにみつかった「聖杯」かもしれない。2013年爆発的な人気を獲得した「奇跡のデートアプリ」は、従来のそれと何が違うのか。とにかく簡単なのだ。サインアップのために自分のプロフィールを長々と入力する必要もない。プロフィールは自動的にFacebookと連動される。見る側は、次から次へと現れる異性の写真をスクロールして、「お、キュート!」と思う相手がいたら「 」マークをポチっと押すだけだ。「いいね!」する感覚で。もし相手があなたに対して「 」を押し返したならマッチングは成立。互いにテキストを交換することができる、というわけだ。



異性間のマッチングのこれまでの問題は、女性に対するハードルの高さだったが、Facebookと連動することで共通の知人なども知ることのできるTinderは、「見知らぬ相手との出会い」に付随するリスクを大幅に低減してくれる。加えて自分の意に添わない相手もハナから除外してくれる。写真をスクロールしながら「この人好き」「この人きらい」と見た目で判断しながらマッチングを待つのは限りなくゲーム感覚に近い。「TinderはPlayするものだ」とあるユーザーは記事のなかで語る。ハードルが低いがゆえに、カジュアルなセックスを楽しみたい欲求にも、真剣につきあえる相手をみつけたいという欲求にもフィットする。しかも男女同様に楽しめる。聖杯の聖杯たる所以だ。



ふたりの創業者はビバリーヒルズ出身の“ボン”で、大学時代にはパーティのプロモーションをビジネスにしていたというから、若い男女の恋愛生態を見抜くにはもってこいの連中だった。



「女子大生のアタマとパンティのなかに入り込むことにかけて彼らは天才よ」とTinderのマーケティング副社長は語る。



能天気なパーティ野郎がギークを出し抜いたテック界では珍しいケースでもある。「Tinderはシリコンヴァレーからは決して生まれなかっただろう」と記者は語っている。