英紙「こんまりが帰ってきた」! 今度は「日本文化」のときめきを広めに

 
 

片付けの伝道師が語る、自らのルーツ

 

 

 

 

 

 

 

デイリー・テレグラフ(英国)ほか

 

Text by COURRiER Japon

 

 

 

2010年に発売された

「人生がときめく片付けの魔法 」

 

 

 

(サンマーク出版)は、44の言語に翻訳され、発売部数は全世界で1400万部を突破。著者の近藤麻理恵の影響力はすさまじく、そのメソッドを「好むと好まざるにかかわらず、彼女は私たちの家の片付け方やズボンのたたみ方を変えた」と

 

英紙

 

”テレグラフ”

 

は書く。近藤の会社はいま、世界50ヵ国以上に「こんまりメソッド」を習得した専門家を擁しているという。

そして2025年秋、「こんまりが帰ってきた」。通訳である飯田まりえとの英語での共著

 

 

 

[ Letter From Japan ]

 

(未邦訳)を携えて。10月21日に発売された同作で近藤は、自らの人生を形作ってきた日本の伝統を見つめ直す

 

 

 

近藤は世界各地を巡るなかで、彼女の本能的とも言える行動──初めて訪れた家に挨拶をしたり、物を捨てる前に感謝したり──が、海外の人々を困惑させていることに気がついたという。「自分にとってはごく自然な行動に対して、『何でそんなことするの?』としょっちゅう尋ねられました」と

 

 

[ NYTimes]

 

 

のメールインタビューで語っている。
 

新著では、海外で尋ねられた「なぜ?」に答え、読者が日常生活に日本の伝統や習慣を取り入れる方法を示す。

「私が伝えたいことは、日本の考え方だけが正解だとか、『正しい』方法として推奨すべきだということではありません。むしろ、他の文化を学ぶことで、自分の文化をより深く理解できるようになるのです」
 

こんまりの「旅の荷造り」メソッド