ベッツ「これ以上驚かされることはない」大谷翔平の爆速アーチに独特の称賛 目の前で193キロ弾“目撃”
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ベッツ「これ以上驚かされることはない」大谷翔平の爆速アーチに独特の称賛 目の前で193キロ弾“目撃”
<パイレーツ・ドジャース>3回、ドジャース・大谷はソロホームラン(撮影・小海途 良幹)© (C) スポーツニッポン新聞社
◇ナ・リーグ ドジャース7―9パイレーツ(2025年9月2日 ピッツバーグ)
ドジャースの大谷翔平投手(31)が2日(日本時間3日)、敵地でのパイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場。3回の第2打席で7試合ぶりの本塁打となる46号を放ち、移籍2年目でドジャース通算100号に到達した。次打者・ベッツも言葉をなくす“衝撃弾”となった。
3回1死の第2打席、大谷は相手2番手・チャンドラーに対し3ボール1ストライクからの5球目、膝元の99・2マイル直球(約159・6キロ)直球を振り抜き、打球速度120マイル(約193・1キロ)を計測する弾丸ライナーで右翼席へ突き刺した。打球速度120マイルは大谷のこれまでの全打球でキャリア最速となった
ネクストバッターズサークルで衝撃の弾丸アーチを見届けたベッツは「もう正直、これ以上ショウヘイに驚かされることはないよ」と爆速アーチに苦笑い。「ただの“またショウヘイのホームラン”って感じさ」と独特の言い回しで称えた。
この日、ベッツも2試合連続となるマルチ安打で気を吐いたが、チームは救援陣が打ち込まれ敗戦。投打が噛み合わなかったことに「正直、もうどうしようもない。明らかにいいプレーはできなかったし、それはチーム全員がわかってる。いちいち“チーム全体で集まって話し合う”みたいなことをする必要はない。ただ試合に勝つ方法を見つけなきゃいけないんだ。特別な秘密の方法なんてない。相手が勝率5割を下回っているチームだろうが上回っているチームだろうが関係ない。特に今みたいな時期は、とにかく勝つ方法を見つけないといけない。けど、私たちはそれができていない」と勝つ術を皆で見つける必要があると訴えた。
ナ・リーグ西地区首位ながら、なかなか連勝は続かずもどかしい戦いが続き「もし理由がわかってたら、こんな状況にはなってないだろう。明日何が起こるかなんて誰にもわからないし、私たちもわからない。だからコントロールできるのは自分たちの姿勢だけだ。毎日グラウンドに出て準備して、仕事をして、できることは全部やってる。でも、それを一つにまとめられていない、それだけだ」とベッツ。シーズン終盤という切迫感も影響しているのかと問われ「うん、そうでもあるし、そうでもない。シーズンも終わりが近づいていて、チームがいいプレーをして試合に勝たなきゃいけないのは確か。でも、余計なプレッシャーを背負うわけにはいかない」と重圧に負けず自分の仕事に徹し勝利を求めることが大事と力説した
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46号アーチの大谷翔平、ジャッジを超えた“メジャー史上最速弾”に公式データ部門が注目 「99マイル以上の投球を捉えた打球で…
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【MLB】46号アーチの大谷翔平、ジャッジを超えた“メジャー史上最速弾”に公式データ部門が注目 「99マイル以上の投球を捉えた打球で……」
MLB公式のアドラー記者によると、大谷が放った46号アーチは、分析システム「スタットキャスト」が運用開始された2015年以降、99マイル超えの投球を捉えた本塁打の中で史上最速になるという。今季序盤にアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)が記録した115.5マイルを4.5マイルも上回った