危機に立つトランプ大統領:経済政策のせいで共和党の支持率が低下
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危機に立つトランプ大統領:経済政策のせいで共和党の支持率が低下
支持率が低下する共和党©The Daily Digest
最新の世論調査により、米共和党の支持率が低下していることが明らかになった。こうした結果を受け、トランプ大統領が共和党内で築いてきた地位が揺らぐ可能性も出てきた
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知ったかぶりで、外国生活が長いからとか、
外国語について、”えらそうに!”
こういう、「公の場で」
いうのは嫌いですが、
彼、ピーターは、
超・重要人物で、イーロンとのペイパル仲間ですので、
あえて、日本全国のメディアに正してほしいのは、
ピーターのラストネームは、
(鳴らすのが非常にむずっかしかったですが、超素晴らしいスピーカーを作っていた
ケンタッキーの会社と同じ名前です)
”ティ”ではなく、
Thank You の「Th」同様に、
舌を、上下の歯で噛む感じ(そのように意識して)で、
上下の歯の間から空気を強く押し出す感じで、
”スィ”
といってもらいたいのです。
ピーター・スィールの方が、彼に対して、よりまじめな対応です。
下の写真でもお分かりのように、彼は超・超・超・恥ずかしがり屋で、
表(公やメディアという意味です)には絶対に出ず
いつも、下を向いて、「一見~~~????イメージです」
陰鬱な感じで、
下のような、 ”はでな!” 写真を、一番嫌う人です。
これは、トランプさんが、
アメリカで一番の才能の持ち主と、
「俺は、仲がいいんだ!」
と、見せびらかしたいための、
トランプさんの、
”PR"宣伝広告写真です。
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何かが間違っている」…世界的な投資家がリベラルを批判し、いち早くトランプを支持した理由
石田 健(ニュース解説者/The HEADLINE編集長
「何かが間違っている」…世界的な投資家がリベラルを批判し、いち早くトランプを支持した理由
何かが間違っている」…世界的な投資家がリベラルを批判し、いち早くトランプを支持した理由
トランプ、ヴァンス、石丸伸二、尹錫悦……なぜ破壊者は台頭するのか。
「何かが間違っている」と主張し、政府やメディアなどを「既得権益化したエリート」として批判する一大現象が世界を覆い始めている。
いったい何が起きているのか、これから何が起こるのか。ニュース番組のコメンテーターとしても話題の石田健氏による新刊『カウンターエリート』では、これまで見えてこなかった現象の本質を解き明かしている。
(本記事は、石田健『カウンターエリート』の一部を抜粋・編集したものです)
ピーター・ティールのカウンターエリート論
世界的な投資家であるピーター・ティールへの、2024年11月14日に公開されたインタビューは、「カウンターエリートの勝利」と題されている。
ティールはまず、2024年の大統領選を次のように総括する。
アイデンティティが、議論や証拠よりも重要だという考え方が否定された。トランプとJ・D・ヴァンスは、説得力のある議論を展開して、強力な主張をした。一方で民主党には、説得力のある議論がまったく存在しなかった。
また、著名司会者のオプラ・ウィンフリーや歌手のビヨンセなど「セレブリティ」を動員した民主党と、ポッドキャスターなどが中心となった共和党の違いについて、「非常に重要な文化的変化」だと指摘し、次のように語る
以前は、セレブリティが人々の間で非常に大きな影響力を持っていた。しかし今では、特定の意見を押し付けるようなセレブリティ文化に対する、懐疑的な視点が増えている。私たちは、ハリウッドや音楽業界のセレブリティを単なる安易な賛同者だと考えている。
彼らは賢い人々かもしれないが、賢いことを発言することが許されていないし、個人として考えを述べることも許されていない。左派には、個々の考えを持つ余地がほとんど残されておらず、特にハリウッドでは顕著だ。
つまりティールの見立てでは、今回の選挙結果はジョー・バイデン前大統領やカマラ・ハリス候補の問題ではなく、民主党やリベラリズムそのものの崩壊に起因する。そのことをティールは、「単にバイデンやハリスの問題に留まらない、もっと大きな問題だと思っている」としたうえで、次のように語る。
20世紀の価値観や仕組みは、2000年代から2010年代までの20年間も、ゾンビのように生き延びてきた。しかし、今やそれも終焉を迎えている。ニューディールやリベラリズム、政治的正しさ、左派といった集団思想、つまり大学を中心とした「進歩主義のカルト」が、ついに崩壊しつつあるのだ。
そこからインタビューは、ティールが左派(リベラル) の価値観を批判する理由へと移っていく。2016年にトランプを支持したティールを「8年も先を行っていた」と称賛する司会者に対して、彼は次のように語る。
私が2016年に抱いていた妄想は、我々の社会に根深い実存的な問題があるというものだった。我々の社会はあまりにも停滞しており、十分な進歩を遂げていない。世代間のつながりが崩壊しており、若い世代は足場を固めるのに非常に苦労している。
社会はもはや進歩せず、経済は上手くいかず、停滞や衰退という様々な問題があり、私はしばらくこの問題を話し続けてきた。
この問題意識があったからこそ、ティールは2016年にいち早くトランプ支持を明言した。なぜなら、トランプが「Make America Great Again」というスローガンを掲げたからだ
ティールは、インタビュー内で次のように述べる。
ご存知のとおり「アメリカを再び偉大にする」は、過去100年間のどの大統領候補、特にどの共和党候補が掲げたものよりも、最も悲観的なスローガンだった。
なぜなら、アメリカを再び偉大にするという意志は、我々がもはや偉大な国家ではないことを認めているからだ。私は、これが停滞という問題を明確に表現する、強力な政治的手段だと感じた。どのようにして国を偉大にするかはわからないが、おそらく最初のステップは、私たちが思っているほど偉大ではないと認めることだろう。
ティールは「何かが間違っている」という現状認識を繰り返し表明する。現在のアメリカは「何かが間違っている」ため、まずは自国が偉大でないことを認め、議論をして、問題を修正する必要があるという。
この強い問題意識があるからこそ、ティールは前述したとおり、民主党に「説得力のある議論」が存在しないことを問題視するし、左派を「カルト」だと批判する。
民主党や左派の進歩主義カルトで、実際に何が起こっているのかという問題がある。
カルトというのは、優しすぎる言葉かもしれない。なぜならカルトには、通常1人の思考するリーダーが存在するからだ。繰り返しとなるが、このカルトのリーダーは機械だ。個人は存在せず、機械の小さな歯車のようなもので、巨大な機械の中で、ますます小さな歯車になる運命にある。
このカルトは、空気によって支配されており、アイデアは重要ではない。議論は重要ではなく、発言は重要ではない。それは単に、ある種の迅速な合意形成プロセスであり、答えにたどり着き、それを厳格に実施するだけだ。
共産党というには極端すぎるかもしれないが、非常に統制されたプロセスで、民主的でなく、思慮深くも、共和党的でも、そして、アメリカ的でもない。
このリベラル認識が偏っている、少なくとも一面的だと反論する人は多いはずだが、同時にそうした側面を認める人もいるだろう。保守がリベラルよりもイデオロギー的に不寛容であるという研究も多いため、ティールの主張には実証的に疑わしい部分もあるが、過去10年間にわたってリベラルが不寛容で教条主義であるという議論は、少なからず影響力を持ってきた
いずれにしても、議論の重要性を訴えるティールは、過度な教条主義にも懐疑主義にも反対する。ティールは、行き過ぎた懐疑主義が陰謀論に横滑りする危険性を指摘しつつ、パンデミック以降のワクチンをめぐる議論などで「懐疑的な意見が早々に切り捨てられる場面が非常に多くあった」と述べて、次のように強調する。
懐疑主義を完全に排除するのではなく、それを科学的な枠組みの中で健全に取り扱うことで、科学は真に進歩的であり続けることができる。このようなバランスの回復が重要だと考えており、それこそが、現在の科学や社会における大きな課題の一つだ。
ティールは、陰謀論者や反ワクチン派として批判されるロバート・ケネディ・ジュニアや、トランプやマスクらを招いたポッドキャストの主宰者であるジョー・ローガンらを「必ずしも、すべて正しいわけではない」としつつ、「彼らの懐疑主義や新鮮な視点は、主流メディアや査読科学のエコーチェンバーに比べて、はるかに健康的だ」と述べる。
このインタビューでティールの語っているカウンターエリート論は、本書でも度々参照される議論となる
「何かが間違っている」…世界的な投資家がリベラルを批判し、いち早くトランプを支持した理由