F1】角田裕毅〝緊急特訓〟のミッションが明らかに「開発のどこで失敗したのかを解明」

東スポWEB

 

 

 

 

 

 

 

サウジアラビアGPに出走した角田裕毅のマシン(ロイター)© 東スポWEB

F1レッドブルの角田裕毅(24)が〝緊急特訓〟で課されるミッションが明らかになった。

角田はリアム・ローソンの降格に伴って日本GP前に緊急昇格し、サウジアラビアGPまで3戦を消化した。ただ、この間は3連戦ということもあり、マシンに順応する時間が極めて限られていたため、順応に苦戦が続いている。

次戦のマイアミGP(決勝5月4日=日本時間同5日)までは2週間近く猶予があるため、レッドブルはこのタイミングで予定していた2023年型マシンによる旧車テストに角田を起用することを決断。今季マシンとは異なるが、レッドブルの特性を理解する絶好の機会とみられている

 

 

 

 

 

 

 

F1レッドブルの角田裕毅(24)が〝緊急特訓〟で課されるミッションが明らかになった。

角田はリアム・ローソンの降格に伴って日本GP前に緊急昇格し、サウジアラビアGPまで3戦を消化した。ただ、この間は3連戦ということもあり、マシンに順応する時間が極めて限られていたため、順応に苦戦が続いている。

次戦のマイアミGP(決勝5月4日=日本時間同5日)までは2週間近く猶予があるため、レッドブルはこのタイミングで予定していた2023年型マシンによる旧車テストに角田を起用することを決断。今季マシンとは異なるが、レッドブルの特性を理解する絶好の機会とみられている

 

 

 

 

英メディア「GPブログ」は、この緊急特訓について特集。「角田裕毅、TPCテストの目標が明らかに」と題して、求められているミッションについて指摘した。「オフウィーク中、フェルスタッペンの新チームメートである角田裕毅は、レッドブルが最後にコンストラクターズタイトルを制覇したマシン、RB19に乗り、シルバーストンでテストを行う予定だ。ジッダでのレース後、角田はテストについて質問され、シルバーストンで行われるテストは非常にプラスになると答えた」と伝えた。

角田は特訓について「特に、今後のレースで走る予定のコースと似たコースなので、とても楽しみだ」と前置きし、こう続けた。「RB19からフィードバックができれば、あのマシンがあれほど成功した最大の要因は何だったのか、そしてどうやらRB21にはそれがないようなものなのか。それを解明できると期待している」と言及した。

こうした状況を受けて同メディアは「最近、角田のフィードバックスキルはレーシングブルズのローラン・メキース代表や、レッドブルのヘルムート・マルコ博士からも称賛されている。チームがマシン開発でどこで失敗したのかを解明するために、フェルスタッペンの意見に代わるセカンドオピニオンを求めているのかもしれない」と分析。今回のテストでは角田の順応を進めるほか、その卓越したフィードバック能力がチームにプラスをもたらすと期待されているのだ。

今回の緊急特訓を機に、角田やレッドブルが浮上することになるか注目だ