雪の恵みか、それとも?
インバウンドで賑わう日本のスキー場だが、もはや災害レベルだと米紙が指摘
インバウンドで賑わう日本のスキー場だが、もはや災害レベルだと米紙が指摘 | クーリエ・ジャポン
ニューヨーク・タイムズ(米国Kiuko Notoya and Mike Ives
インバウンド客にも人気の日本のスキー場。しかし、今シーズンの異常な降雪はスキー場の運営を圧迫した。リフト運休や道路閉鎖、雪崩の危険が相次ぎ、スタッフは過酷な環境に直面。「雪が多すぎても困る」という現場の声を米紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じた。
記録的な大雪、スキー場に試練を残す
2月から3月にかけてベストシーズンを迎えた日本のスキー場。しかし、スキー場のスタッフたちにとっては異例の降雪量が大きな問題となった。
世界有数の深くてサラサラなパウダースノーがあることで高く評価されている日本のスキーリゾート。雪が非常に多い冬(3月にも複数の地域で360センチを超える積雪を記録)は、スキーヤーやスノーボーダーの憧れであるはずだ。
オーストリア人プロスキーヤーのタオ・クライビッチ(27)は、最近日本のバックカントリーを滑ったときの動画で、今冬の日本の斜面は「超ビッグで超険しい」と語っている。「クレイジーな滑りが、いく通りもできるよ
雪の恵みか、それとも災害か?