良い采配 !
デーブ・ロバーツ監督
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ド軍指揮官 初勝利目前だった朗希の5回途中68球の降板理由「4、5回まで投げたことない。とても妥当」(スポニチアネックス)
ド軍指揮官 初勝利目前だった朗希の5回途中68球の降板理由「4、5回まで投げたことない。とても妥当」

◇ナ・リーグ ドジャース3―1フィリーズ(2025年4月5日 フィラデルフィア)
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ドジャースの佐々木朗希投手(23)が5日(日本時間6日)、
メジャー3度目の先発となったフィリーズ戦で
4回0/3を
3安打
1失点、
4奪三振
2四球と力投。
5回途中68球で降板しメジャー初勝利は逃したが、好投で3―1の勝利に貢献した。
この日の佐々木は課題だった制球面がやや安定。過去2度の先発はストライク率が44.6パーセント、52.5パーセントだったが、この日は60.3パーセント(68球中41球)に上昇。スプリットは28球を投じて割合41.2パーセントといずれも最多で、直球の最速は5回に98.1マイル(約157.8キロ)を2度計測した。
試合後、取材に応じた
デーブ・ロバーツ監督は
佐々木の投球について
「空振りを多く奪い、
打球も弱く、
初回のピンチを切り抜けて、うまく立ち直った。
試合が進むにつれて、彼は自信を深め、
落ち着きを保ち、
投球を続けた。
(バッテリーを組んだ)オースティン(バーンズ)は
今日彼と素晴らしい仕事をした。
リードした状態で降板したことを考えると、
それは間違いなく彼にとって大きなプラス。
次の投球に向けた基盤にもなったと思う」と合格点を与えた。
5回を投げきれば
メジャー初勝利の権利を手に入れられたが、
5回途中での降板の判断に「あの時点まで、彼は本当にいい投球をしていた。
彼はメジャーで3回を投げたことがなく、
ましてや4回や5回まで投げたことがなかった。
彼の後ろに良い中継ぎ陣がいたとわかっていたので、
バンダにとっていい場面だと感じた。
朗希はその時点でできること、必要なことをすべてやり、
もっと投げたいと感じたまま試合を終えたと思う。
それは彼にとって良いことだと思う」と説明。
68球で降板したことにも
「彼は5回まで投げたことがなかったので、注意しなければならないことがある。
これで彼が5回まで投げられることがわかったので、その点については満足している。
そして、次回は80球まで投げられるという点でとても妥当(な降板)だと思う」と話した。 直球とスプリット中心の配球だったことには「必ずしもそうではないが、弱い打球を誘発できることは悪いことではないと思う。今日は確かにスプリットを意識していた。そして、彼は速球で相手を打ち負かしていた。それは良いことだが、彼の功績はファーストストライクを投げていたこと。だから、今夜は彼の速球とスプリットの組み合わせを本当にうまく使ったと思った」と評価した。 敵地で強豪と熱狂的ファンを相手に堂々の投球を見せたことにも「彼がこのような環境で、非常に才能のある攻撃力のある球団に対して、どのように対応したかを見ていた。彼がこのアウェーでそれができることを知っている。彼は自分の能力を信じて自信をつけ続けているので、それが彼をさらに良くするだけだと思う」と称えていた