F1】レッドブルデビュー戦で大失態のローソンをホーナー代表が擁護「彼は強いドライバーだ」

F1今季開幕戦のオーストラリア・グランプリ(GP)決勝が16日に行われ、昇格したレッドブルでのデビュー戦で大失態を演じたリアム・ローソンをクリスチャン・ホーナー代表が擁護した。
ローソンは予選でミスが相次ぎ、Q1敗退で18番手とまさかの低迷。
実力不足が大きくクローズアップされた。
そして迎えた決勝でも、
さらに失態を重ねてしまう。
同僚のマックス・フェルスタッペンが速いことを踏まえても、
1周で3秒以上も遅いペースになることがあり、
明らかなスピード不足を露呈。3
0周を過ぎたあたりで早々に周回遅れとなった上に、
47周目にクラッシュしてリタイアと散々な結果に終わった。
昨季終了後に、セルジオ・ペレスの電撃解雇に伴って
角田裕毅の昇格待望論が高まったが、
最終的にはホーナー代表のお気に入りとされるローソンが
実績不足にもかかわらずレッドブルのシートを手に入れ、
この決定が物議を醸した。
賛否が割れる中で迎えた
レッドブルのデビュー戦で、
これ以下はないというほどの失態を重ねたことで
ローソンは批判の矢面に立たされているが、
ホーナー代表は
その実力を高く評価しながら擁護した。
ローソンの母国ニュージーランドの地元紙「ニュージーランド・ヘラルド」は
「メルボルングランプリでのクラッシュ後、ローソンはレッドブルのホーナー代表から支援を受ける」と題して、
ホーナー代表がローソンへの信頼を口にする様子を伝えた。
ホーナー代表は
「今週末はリアムが望んでいたスタートではなかった。運が味方してくれなかった」と今回のレースは実力度外視の状況だとかばうと、
さらにこう続ける。
「彼は強いドライバーだ。すでに中国(GP)に向けて準備を進め、
立ち直っているだろう」とローソンの実力に強い信頼を口にして、
次戦での巻き返しに太鼓判を押した。
「全体的に、伝統的に我々が好成績を収めていないコースで、シーズンの好スタートを切った。
中国ではもう少し慎重なレースとなり、パフォーマンスの真の反映を見るチャンスとなるだろう。どうなるか楽しみだ」とホーナー代表は余裕しゃくしゃく。その言葉どおり、秘蔵っ子のローソンは一転して活躍することができるだろうか。
東スポWEB
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