トランプ政権の対外援助凍結、一時差し止めを命令 連邦地裁

ロイター

 米連邦地裁は13日遅く、トランプ政権が対外援助の90日間凍結を命じたことについて、政権発足前に締結された対外援助契約・供与の凍結を一時差し止めるよう命じた。昨年8月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

 

 

Kanishka Singh [ワシントン 13日 ロイター] - 

米連邦地裁は13日遅く、トランプ政権が対外援助の90日間凍結を命じたことについて、政権発足前に締結された対外援助契約・供与の凍結を一時差し止めるよう命じた。 

 

 

トランプ氏の対外援助凍結を覆す判決が出たのは初めて。訴訟は米国の対外援助プログラムで資金拠出を受けている2つの医療団体が起こした。

 

 連邦地裁は「なぜ議会で承認された全ての対外援助が一律に凍結されるのか、これまでのところ全く説明がなされていない。

 

援助凍結は全国の企業、非営利団体などとの数千件の合意に衝撃を与え、信頼利益を侵害した」と指摘した。

 

トランプ氏は、海外開発援助を担う米国際開発局(USAID)など連邦政府機関の解体を目指している

 

トランプ政権の対外援助凍結、一時差し止めを命令 連邦地裁(ロイター)