ディープシーク、僕が言った通りだ」 株価17%の暴落にもNVIDIAは称賛

IT家電見本市のCES2025が開かれる米ラスベガスで7日、エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が記者懇談会を行っている。イ・ヒグォン記者
中国のディープシークショックでNVIDIAの株価が急落したが、
いざNVIDIAの反応が妙だ。
ジェンスン・フアン最高経営者(CEO)が
強調した「訓練から推論へ」の
完璧な例を
ディープシークが見せたと賛辞を送った。
人工知能(AI)半導体市場がAIモデルを最適化して
サービスする推論用チップに拡大し、
現在脚光を浴びている最新の高帯域幅メモリー(HBM)
の他に
旧型HBMと
GDDR7の
需要もまた増加するという見通しだ。
中国AI企業ディープシークが
20日に公開した
推論用AIモデル「R1」が
「安くて性能の良いAI」として注目を集めると、
27日、NVIDIAの株価は17%急落した。
AIモデルの性能を高めるために、
高価なNVIDIA画像処理装置(GPU)を
大規模に買い入れる必要がないのか
という懐疑だった。
外信によると、
メタは
ディープシークの競争力を分析するために、
ウォールーム(作戦室)を稼動し始め、
オープンAIは
自社AIモデルの回答に
ディープシーク訓練に無断で使用されたかどうかを調べた。
しかし、NVIDIAの反応は
全く違っていた。
この日、
NVIDIAの報道官はCNBCに
「ディープシークは卓越したAIの成果であり、
『テストタイム・スケーリング』の完璧な例」と
賛辞を送った。
テストタイム・スケーリング
(Test-time scaling)とは、
6日ジェンスン・フアンCEOが
CES2025の基調演説で強調したAIの第三発展法則だ。
大量のデータと
GPUで
AIを事前に訓練するのが第二段階、
事後学習で特定分野の性能を引き上げるのが第二段階だとすれば、
その次はAIが与えられた課題を段階別に分けて難易度に応じて
必要な資源を流動的に割り当てながら
問題を処理する段階だ。
簡単な業務には
歳定年の演算資源を使って
より複雑な演算により
多くの資源を投入する方式の判断を
AIが自ら下すため、
難しい問題も効率的に処理できるということ。
例えば、
大学で普遍的な知識を習得するのが事前訓練、
その後の就職のために特定分野の知識を追加するのが
事後学習ならば、
テストタイム・スケーリングは
職場で実務にぶつかり仕事が増えることだ。
フアンCEOは
テストタイム・スケーリングを通じて
AIの問題解決(推論)能力が急速に向上し、
AI秘書が大衆化されるとし
「NVIDIAのコンピューティングに対する莫大な需要を牽引している」と
主張した