ロス山火事

 

被害20兆円超えか 

 

過去最大規模 

 

保険に影響も

 

 

朝日新聞デジタル

2025年1月8日、米カリフォルニア州アルタデナで消火活動にあたる消防士=AP

 

 

 

 米ロサンゼルス近郊で広がる山火事で、被害額が1350億ドル(約21兆円)を超えるという予想が出ている。

 

米国で過去最大規模の山火事被害となる見込み。気候変動を背景に増える自然災害の影響で、同州では住宅保険の更新停止や値上がりが起きている。今回の山火事が今後の保険に影響すれば、火災後の地域経済にも影を落とすことになる。

 

  【写真】広い範囲にわたって焼けた住宅地。周囲は煙に覆われ、太陽がぼんやりと見えた=2025年1月9日、カリフォルニア州アルタデナ、五十嵐大介撮影  

 

 

米気象会社アキュウェザーによると、

火災の起きているロサンゼルス近郊の

 

サンタモニカからマリブにかけての地域は高級住宅街で、

 

住宅価格の中央値は200万ドル(約3億円)を超える。

 

この影響もあり、

 

9日時点の見積もりで被害額は1350億ドルから1500億ドルにのぼる見込みという。

 

朝日新聞社

ロス山火事、被害20兆円超えか 過去最大規模 保険に影響も(朝日新聞デジタル)