日本では、温泉・観光業・その周辺の飲食業・宿泊業などを、

 

初め、

 

昔からの無駄な、過剰な、物流における

 

二次、三次問屋、仲卸などの過剰な卸業の組織、

 

格段に多すぎる飲食業

 

などなど、すべての業種において、

 

日本の政府は、貧しくても、低い利益でも、

 

守ってあげよう、という無駄な精神が強すぎる、

 

とする、

 

スクラップ&ビルトで、新しい産業などに移行させる働きかけと

 

次の職業や業種への無料な訓練所と

 

多くをカヴァーする予算が、

 

著しく十分でありませんので、

 

その一つの温泉業を、あまりにも守りすぎているのです。

 

飲食業ともに大したことのない温泉場も、多すぎます。

 

専門家集団と地方自治と、他業種への仕事の転換への援助と組織

 

全てを網羅して、

 

もうかっていない、

 

さびれている温泉場などを、

 

地熱発電に移行するべきです。

 

あまりにも、そういう無駄で効率の悪い職業や地域を守りすぎております。

 

地熱発電は、日本の将来への、布石になります。

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こどもの疑問に“マジ回答” ローレンス7歳の疑問

「火山を利用して電気を作ることはできませんか?」に専門家が本気で答えたら

 

カンバセーション

 

Text by David Kitchen

 

値上げが止まらない電気料金。火山を利用して電気を作ることができれば、限られた資源に頼らなくてもよくなるのでは──? 専門家が、その可能性について解説します。


灼熱の溶岩を吐き出す火山を発電に利用するのは、危険だし当てになりません。いつ噴火するかわからず、溶岩はすぐ冷えてしまうからです。しかし米国を含む多くの国で、火山の熱を利用して発電する方法が編み出されています。それが、地熱発電と呼ばれる方法です。

地熱エネルギーは、地下深くで起こる地球の活動から生まれる熱エネルギーです。こうした活動はほとんどの場合、地表付近の岩石や地下水を温めるだけですが、火山活動が活発な地域では、その熱ははるかに強く、ときには岩石を溶かしてマグマを作り出すほどの超高温になります。

火山は巨大な熱の噴出口のような働きをして、マグマを地表近くに押し上げます。どろどろに溶けた高温の岩の一部はそのまま地表へ噴き出しますが、ほとんどは地下にとどまり、周りの岩石や地下水を熱します。熱せられた水(熱水)が地表まで上がってきたところで、温泉や間欠泉が湧き出すのです。その活動は数千年にわたって続くこともあります。
 

この地熱エネルギーを発電に利用するには、専門技師の力を借りて、地表近くにマグマが昇ってきている場所を見つけ、マグマに熱せられた岩石層や地下水帯まで届く深い井戸を掘る必要があります。掘られた井戸から地表に噴き出した高温の水蒸気は発電所に送られてタービンを回し、電気が作られます。

電気を作ったあとの蒸気は冷やされ、凝縮されて、再び液体のお湯になります。このお湯はブタンなど、沸点がはるかに低い別の液体の気化に利用され、その蒸気の力で二次発電をおこなう方式もあります。二次発電に使われたあとのお湯は地下にポンプで戻され、再び加熱されます。

地球はつねに熱を生み出しているため、地熱エネルギーはいくらでも再生利用可能な資源です。また地熱発電は石炭、ガス、石油を燃やす火力発電や原子力発電と比べて、地球の気候温暖化の原因となる有害物質や発電で生じるごみ、温室効果ガスの排出がはるかに少ない発電方式でもあります。

地熱エネルギー源は、数十年、あるいはそれ以上の利用が可能です。そして太陽光や風力といったほかの再生可能エネルギー資源と異なり、地熱エネルギーは1年365日、24時間発電に利用することができます

 
 

世界の地熱スポット


地熱エネルギーはすでに世界中の多くの場所、とくに火山活動が活発な地域で実用化されています。たとえばアイスランドでは、電力のほぼすべてが再生可能エネルギーによって供給され、うち25%ほどが地熱エネルギーです。アイスランドは活火山帯の真上に国土があるため、地熱発電所を作るにはもってこいです。

米国も、カリフォルニア州やネバダ州など一部の州に火山地帯があるおかげで、地熱発電所があります。ただ、ワイオミング州のイエローストーン国立公園を含む活発な地熱帯については、こうした人間による開発を制限し、自然が保護されています
 
 
 
 
 

なぜ、地熱発電が普及しないのか


それでは、地熱エネルギーが風力や太陽光発電ほどには広く利用されていないのはなぜなのでしょうか? 

第一に、地熱発電所を火山や地表下がひときわ高温な場所の近くに設置する必要があります。このような地熱資源は、必ずしも大量の電力を使用する大都市や産業地帯の近くにあるわけではありません。
 

Photo: Henryk Welle / Getty Images


第二に、深い井戸を掘って発電所を建設するにはお金がかかります。もっとも、長期的にみれば多くの場合、地熱発電には最初にかかった費用を上回るメリットがあります。

第三に、井戸を掘ったり高圧をかけて高温の温泉水を汲み上げたりすると、一部で小さな地震が発生する場合があります。科学者や発電技師たちは、こうした地熱発電がもたらす影響を予測し、それをコントロールしようと努力しています。

以上のような問題はあるものの、地球内部から生まれる熱を利用することで、再生可能な安定したクリーンエネルギー源を生み出すことができます。もっと技術が進歩すれば、世界中のさらに多くの場所で、地熱エネルギーが人々の生活を照らすようになるでしょう
 
 
 
 
火山は、巨大な「発電所」が地下深くにあることを教えてくれる目印なのです