ウクライナ空軍、
越境攻撃に
米国製GBU-39爆弾を
使用したと発表
映像を公開
ウクライナ空軍、越境攻撃に米国製GBU-39爆弾を使用したと発表 映像を公開(ロイター)
ウクライナ空軍は22日、越境攻撃を続けるロシア・クルスク地方でロシア軍小隊の司令部に対し、米国製のGBU-39爆弾で攻撃したとして映像を公開した。ウクライナ軍は前日にも、同地方において米国製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」を使って橋などを攻撃したと発表したばかり。
ロイターは衛星画像と照合して
映像の撮影場所を確認したが、
撮影日時は確認できなかった。
また、ウクライナ軍が使用したとする武器の種類について独自に確認することはできない。
米国などは紛争拡大懸念を踏まえ、ウクライナに供与した武器の使用に制限を設けている
Wikipedia
GBU-39は、アメリカ合衆国製の小型航空爆弾であり、精密誘導爆弾(スマートボム)である。
特徴
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この爆弾は、精密誘導装置を備えて滑空する小直径爆弾(SDB, Small Diameter Bomb)シリーズの1つである。 小直径爆弾は小型であるため爆発力も小さく、比例して破壊力も限定的であるが、目標に対して正確に誘導され命中するよう、開発・製造されている。ミサイルではないため推進装置は持たないが、投下後に展開する翼で投下時の高度を位置エネルギーとして滑空し、誘導装置により目標に突入して破壊する。このような種類の爆弾は「滑空爆弾」と呼ばれる航空爆弾に属する。爆弾自体が長距離を滑空でき、かつ誘導装置を備えているため、投下母機は攻撃目標から距離を置いた安全圏から投下することが可能である。
このシリーズは、小型化によって多数を搭載できることや、危害半径を狭くし攻撃目標周辺への付随被害を最小化することを目的に開発され、特にF-22の機内ウェポンベイに収めるために全長も短くされ、AIM-120の半分程度の長さになった。
歴史
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- 米軍は、コソボ紛争で空爆に使用した爆弾の破壊力が都市部で使用するには過大すぎて、周辺の民間人にも被害を与えてしまい非難された教訓から、破壊力の小さな精密誘導爆弾の開発を2001年から開始した(この先見性は当たり、後のアフガニスタンやイラクでも市街地での戦闘が大部分を占めるようになった)。
- ボーイング社とロッキード・マーティン社による競争試作が実施され、2003年8月23日、ボーイング社の製品が採用された。
- 2006年10月5日にイラク戦争で初めて実戦投入された。
- イスラエル軍は米国から購入し、2008年12月27日からのガザ侵攻で、ガザ地区とエジプトを結ぶ地下道の破壊に使われた。
運用国
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