“あっぱれ!
おめでとうございます!”
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パリ五輪第7日・フェンシング(日本時間2日、グランパレ)
1日の女子フルーレ団体3位決定戦で、
東晟良(あずま・せら、24)=共同カイテック、
宮脇花綸(かりん、27)=三菱電機、
上野優佳(22)=エア・ウォーター、
菊池小巻(27)=セガサミー
=の日本は、
カナダを33―32で退け
を獲得した。
フェンシング女子の五輪での表彰台は初の快挙となった。
2004年アテネ大会から3大会連続で五輪に出場し、
07年世界選手権で銅メダルを獲得した菅原智恵子コーチ(47)は、
教え子の表彰台に涙を流した。
「個人戦の後、勝つしかないんだぞって。東京終わってからここまで、ここで勝つためにやってきたんだっていうのを言い続けました」。
落ち込む選手たちを鼓舞し、団体戦に向けてもう一度気持ちを立て直させた。
選手たちの母親的存在。
東は
「事務の仕事もコーチもお母さん的な仕事もしている。試合前におにぎりを握ってくれたり、おやつももってきてくれる。だからこそチームの絆もある」
選手としてなしえなかった五輪のメダルを、教え子たちが首からかけた。
「大変だけど、コーチの喜びを味わわせてもらった」。
涙を目にためながら、菅原コーチが笑った
日本女子の快挙にコーチも涙 個人戦は3選手とも初戦敗退 団体戦に向けて鼓舞/フェンシング