本当に打たせて取るピッチャーというのはすごいですね!

 

 

彼に期待しましょう!

 

 

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山本由伸が離脱、ドジャースに現れた「救世主」 新人右腕ストーンを大リーグ公式も称賛「それこそ投手に求められる全て」初のランク入りも

 

 

 

 

ドジャース・ストーン(AP)

ドジャース・ストーン(AP)© 中日スポーツ 提供

 ドジャースは1日(日本時間2日)、移動日で試合がなかった。2日から本拠地ロサンゼルスで6連戦が予定され、ダイヤモンドバックス、ブルワーズとの各3連戦が組まれている。

 大リーグ公式サイトは1日、毎月初めの恒例となっている新人王模擬投票の結果を発表。ナ・リーグは前回までランク外だったドジャースのギャビン・ストーン投手(25)が初めて5位にランクインした。

 同僚で同い年の山本由伸投手は右肩回旋腱板の損傷で離脱したこともあり、初めてランク外となった。また、カブスの今永昇太投手は前回までの2カ月連続1位から3位にランクダウンした。

 同サイトはストーンをチームの『救世主』だと称賛した。「健康問題がてんこ盛りのドジャース先発ローテで救世主として浮上した。15試合で防御率2・73はチームトップで、先発した直近11試合のうち10試合でチームは勝っている」

 また、その投球スタイルは技巧派だとした。「打者をパワーで圧倒するわけではない。奪三振率19・5%はリーグで下位3分の1。弱い打球を打たせて守備に仕事させ、相手の得点を許さない。アウトをとり続け、ドジャースの勝利を手助けする。それこそ投手に求められる全てだ」

 アーカンソー大から2020年ドラフト5巡目(全体159番目)指名、契約金9万7500ドル(約1600万円)で入団。前回登板だった6月26日のホワイトソックス戦は、無四球の4安打で球団新人11年ぶりの完封勝利を達成した。今季はメジャー新人で3位の防御率2・73に加え、9勝(2敗)と勝率・818はいずれもチーム先発陣でトップ。

 直球平均94・6マイル(約152キロ)はメジャー平均よりやや上だが、全球種の計ランバリュー(カウントと走者の状況に応じた失点リスク)「14」はメジャー全体の上位2%。プロ入り後に習得した宝刀チェンジアップに加え、直球、シンカー、スライダーの主な武器がいずれも平均点以上だ。

 今回の模擬投票は同サイトの記者39人が各リーグ5人に票を投じ、1位5ポイント、2位4ポイントから5位1ポイントまでカウントされる。ナ・リーグの1位はポール・スキーンズ投手(パイレーツ)で、前回の3位からジャンプアップ。2位はジャクソン・メリル外野手(パドレス)だった。ア・リーグのトップ得票は2カ月連続でルイス・ギル投手(ヤンキース)だった。

 山本は6位以下の「得票があった他の6選手」の一人と紹介された。4、5、6月の模擬投票はいずれもナ・リーグ2位。3/4月は6試合で防御率3・54、5月は5試合で防御率3・48に対し、6月は3試合計15イニングでわずか1失点、防御率0・60と上り調子だったが、やはり故障離脱が響いた形となった