ロシア機、バルト海でスウェーデン領空侵犯

 

AFP=時事

ロシア・モスクワ上空を飛行するスホイ24戦闘爆撃機(2020年6月24日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

 

 

 

 

【AFP=時事】スウェーデン軍は15日、ロシアのスホイ24(Su24)戦闘爆撃機が前日、バルト海(Baltic Sea)に浮かぶゴトランド(Gotland)島付近でスウェーデンの領空を侵犯したと発表した。

 

 

 

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スウェーデン軍は、

 

「14日午後、ロシアのスホイ24戦闘機1機が

 

ゴトランド南端の東方で

 

スウェーデンの領空を侵犯した。

 

空軍司令部はロシア機に音声を通じて警告した」と明らかにした。  

 

ロシア機が警告を無視して飛行を続けたため、

 

スウェーデン軍はJAS39戦闘機2機を緊急発進(スクランブル)させ、

領空から排除した。

 

 

侵犯は「短時間」だったという。  

 

スウェーデン空軍のヨナス・ウィクマン司令官は、

 

 

「ロシアの行動は受け入れられず、わが国の領土の一体性に対する敬意の欠如を示している」と述べた。  

 

 

ゴトランドはロシアの飛び地カリーニングラード(Kaliningrad)から

350キロ弱の地点に位置する。

 

スウェーデン軍は、

ゴトランドを支配する国がバルト海およびその上空での行動を管理できるとしている。

 

【翻訳編集】 AFPBB News

 

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冷戦終結後、ゴットランド島に駐留していたスウェーデン軍の部隊は2005年に撤退したが、2014年クリミアがロシアに併合されると再びロシア脅威論が台頭、2017年に軍が駐留を再開した。2022年時点で、住民有志による郷土防衛隊も加わり島の防衛にあたっている