フランス、解散総選挙へ マクロン氏表明 欧州議会選で与党大敗

 

 

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ベルリン北部の郊外で2024年5月28日、記者会見するフランスのマクロン大統領(左)とドイツのショルツ首相=ロイター

 

 

 

 

 フランスのマクロン大統領が9日夜、国民議会(下院)の解散と総選挙の実施を発表した。フランスでこの日に投開票が行われた欧州議会選(定数720)で、マクロン氏の与党連合が右翼「国民連合(RN)」に歴史的大敗を喫する見通しになり、決断した。

 

 

  【写真】国民連合のジョルダン・バルデラ党首  

 

 

 

マクロン氏は仏大統領府から急きょ、国民に向けて演説。「欧州を守る政党にとって良い結果ではない」とした上で、「私は何ごともなかったかのように振る舞うことはできない」と述べた。総選挙は6月30日に第1回投票、7月7日に第2回投票が実施される。  欧州議会選は欧州連合(EU)の加盟27カ国で6~9日に行われた。フランスにはドイツに次いで2番目に多い81議席が割り当てられている。9日午後8時現在の仏公共放送の速報推計によると、RNは得票率でトップの31・5%を獲得。一方、マクロン氏の与党連合は15・2%にとどまった。  RNのジョルダン・バルデラ党首(28)は開票速報後、「権力者の前例のない敗北は、ポスト・マクロンの始まりだ」と勝利を宣言した。(パリ=宋光祐)

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速報 仏マクロン大統領が国民議会解散表明 選挙へ(2024年6月10日

 
 
フランスのマクロン大統領が、議会下院にあたる国民議会を解散すると表明しました。  EU(ヨーロッパ連合)の加盟27カ国で行われていた欧州議会選の開票が9日に始まりましたが、フランスでは、EUの政策に批判的な極右政党の「国民連合」が躍進し、マクロン大統領が率いる与党連合を上回り、国内第1党になる見通しです。  この選挙結果を受けて、マクロン大統領は議会下院にあたる国民議会を解散し、選挙を行うと発表しました。  第一回の選挙は6月30日に、決戦投票となった場合の第二回目は7月7日に行われます。  このタイミングでの選挙に夏に開催されるパリ・オリンピック・パラリンピックに影響がないか懸念する声も出ています。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

 

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