高須克弥氏、靖国神社落書きに激怒「賞金1000万円」の“私人逮捕”呼びかけには議論も

日刊スポーツ

高須克弥院長(2023年7月撮影)

 

 

 

 

 

 高須クリニックの高須克弥院長が2日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。東京・靖国神社の石柱に赤いスプレーによる落書きが見つかった事件の犯人に激怒しながら、「賞金」を設定して犯人情報の提供を呼びかけた。 

 

 

 

【写真】落書きがあった靖国神社の石柱  

 

 

 

靖国神社では、入り口近くにある神社名が記された石柱に、英語で「トイレ(toilet)」と書かれた落書きが見つかり、警視庁が捜査している。また、中国のSNSでは、同所とみられる石柱に男性が放尿し、「toilet」と文言をスプレーで書く動画が拡散されている。  

 

 

高須氏はこの動画を念頭に「どなたであろうと、この中国の人を捕えて引き渡してくださった方にかっちゃんからの賞金500万円をその場でお渡しします。捜査協力なう」と呼びかけ。

 

その後も「捕えたら相応の処罰を加えていただきたいです。僕からの賞金を1000万円に増額します。犯人を捕えて引き渡してください。捜査協力なう」などと再投稿した。 

 

 

 高須氏の表明に対し、犯罪行為への怒りに理解を示す投稿も多数ある一方で、

「捕らえて引き渡して」という呼びかけには「私人逮捕」が合法となる状況が、

現行犯逮捕など一部に限られることから議論も発生した。

 

高須氏はそれらの投稿の後も

「日本人をなめきっている」などと、犯人に強い憤りを示し呼びかけを続けている。

 

 

  現行の刑事訴訟法では、

一般人による「私人逮捕」が認められているが、

 

現行犯または直前に犯罪行為が起きた準現行犯であることが要件となっている。また30万円以下の罰金など軽微な罰則の犯罪については、犯人の住居または氏名が明らかでない場合や、

犯人が逃亡するおそれがある場合に限られている。

 

器物損壊罪の罰則は「3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料」が定められている

 

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