ドジャース指揮官 大谷翔平は左ハムストリング打撲で全力疾走回避「少し痛めている。張りではなく打撲」
6回、右翼線三塁打を放ったドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)
◇ナ・リーグ ドジャース1―3レッズ(2024年5月25日 シンシナティ)
ドジャースの大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、
敵地でのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。
第3打席にレッズの本拠グレートアメリカン・ボールパーク初安打となる三塁打
を放ったが、
今季2度目の1試合3三振に倒れるなど
4打数1安打。
チームも1―3で敗れ、今季ワーストの4連敗を喫した。
【写真】16日のレッズ戦でけん制球が直撃し、左太腿裏をさする大谷翔平
大谷は6回に11打席ぶりの安打となる右翼線への三塁打。
これで安打を放った球場は33球場目となり、
現在のMLB本拠30球場で安打を放っていないのはパイレーツのPNCパークだけ
となった。
しかし、この時打った直後から終始スピードを上げずに三塁へ到達した。
走塁にも定評がある大谷だけに心配する声が上がった。
試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷の体調について、
ここ1週間左ハムストリングを負傷しており、
全力疾走できなかったと説明した。
「彼は少しハムストリングを痛めている。
だから彼には賢くプレーすることを勧めている。
彼は二塁打だったと思ったようだがボールが来なかったから彼は走り続けた。
今はハムストリングを管理することが大事なんだ。
だが、状態は昨日より良くなっている。
無理はさせたくなかった。
良かったのは張りではなく打撲のようなものだ。
彼はなんとかしようとしている」。
大谷のボブルヘッドデーとなった16日のレッズ戦の初回にけん制のボールが左ハムストリングに当たり痛めた模様だ。
打撃内容も心配される。
第1打席は100マイル前後の速球を武器とする右腕グリーンの低めのスプリットに手が出ずに見逃し三振。
第2打席は高低差を利用されて低めのスプリットを空振り三振した。
1―3の8回2死走者なしの第4打席は左腕モルとの対戦。
この打席は4球連続スイーパーと徹底した攻めでカウント1―2から内角低めのスイーパーにバットが空を切った。
チームは2回に無死満塁の好機で内野ゴロの1点にとどまった。
大谷が三塁打で出塁した6回も
フリーマン、スミスが打ち取られるなど、
打線がつながらなかった
ドジャース指揮官 大谷翔平は左ハムストリング打撲で全力疾走回避「少し痛めている。張りではなく打撲」(スポニチアネックス)