大谷翔平、この日2発目10号は逆風を切り裂く左方向への特大弾! 「右打者があそこに打っても口あんぐりなのに」地元実況も驚がく

 

中日スポーツ

ブレーブス戦の8回、10号ソロを放つドジャース・大谷(AP)

 

 

 

◇5日(日本時間6日)MLB ドジャース5―1ブレーブス(ロサンゼルス)  

 

 

ドジャースの大谷翔平選手(29)は地元のブレーブス戦でともに今季初の2発、4安打(4打数)。1回に先制2ラン、8回は飛距離141・4メートルの特大ソロを放ち、今季10号はマイク・トラウト(エンゼルス)らと並ぶメジャートップに浮上した。 

 

 

 

◆大谷翔平、特大10号は自身3番目の141.4メートル【動画】  

 

 

 

 

8回、大谷が左腕ミンターの真ん中に入った初球の93・8マイル(約151キロ)直球をたたくと、流し打った打球はセンター左のスタンド上段に着弾する10号ソロ。この日2発目の飛距離は自身メジャー3番目の464フィート(約141・4メートル)で、今季メジャー全体でも2番目の最長弾だった。  

 

 

だがさらに驚きだったのは、このときセンター後方に掲げられた米国国旗とカリフォルニア州旗が、左から右方向への強い逆風を示していたことだ。地元放送局スポーツネットLAのジョー・デービス実況が「右打者があそこに打っても『drop the jaw(口あんぐり)』なのに、左打者があの逆風で…」と驚がくすると、オーレル・ハーシュハイザー解説者も「まさにその通りだ。

 

 

しかも、時速20~25マイル(秒速約9~11メートル)のライト方向への強い向かい風だぞ」と首を振った。

 

同実況は「左打ちのユニコーンは、右打ちのモンスター級の引っ張り屋と同じ打球を飛ばすんです」と評した。  

 

この2発目に、敵軍ブレーブスの地元放送局BSサウスウエストのC・J・ニトコウスキー解説者が「こいつはかなりすごいな。94マイルの球を飛距離464フィートか」とコメントすると、ブレンダン・ゴーダン実況も「あの風、左から右の逆風で、あそこに打ち込むなんてあり得ません。これは大したものです」と、うなるしかなかった。

 

(写真はAP)

 

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