バレエの登竜門「ユース・アメリカ」で札幌の中学1年生が1位「自信がなかったのでびっくり」
読売新聞
上位入賞した(右から)秋田さん、高橋さん、山田さん、寺西さん、木原さん(20日、米ニューヨーク・マンハッタンで)=金子靖志撮影© 読売新聞
【ニューヨーク=金子靖志】
若手対象の国際バレエコンクール
「ユース・アメリカ・グランプリ」の
最終結果が20日(日本時間21日)、
ニューヨークで発表され、
最年少のプリ・コンペティティブ部門
(今年1月1日時点で9~11歳)で、
中学1年の山田優七(ゆな)さん(12)(札幌市)が
クラシック女子1位を獲得した。
山田さんは、青年が魔女に恋する「サタネラ」のソロをしなやかに踊った。
表彰式後、「びっくりした。周りに支えてもらって立てた舞台。感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。
憧れはロシアのマリインスキー・バレエ団の永久メイさん。「きれいに踊って、皆を笑顔にさせるダンサーになりたい」と語った。
同部門では他にクラシックで
高橋杏(あん)さん(12)(さいたま市)が女子3位、
寺西悠人さん(10)(名古屋市)が男子3位、
コンテンポラリー(現代舞踊)で
木原琥珀(こはく)さん(12)(京都市)が男子2位、
高橋さんが女子3位となった。
ジュニア部門(同12~14歳)では
中学3年の秋田瑛汰(えいた)さん(14)(大阪府箕面市)が男子3位に入った