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バイデン氏がイスラエルに即時停戦の必要性強調…米民間団体7人死亡の誤爆「受け入れられない」

読売新聞オンライン

バイデン氏=AP

 

 

 

 【ワシントン=池田慶太、エルサレム=福島利之】米国のバイデン大統領は4日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と電話会談し、イスラエルがパレスチナ自治区ガザでの人道状況の悪化に対処しなければ米国のイスラエル支援を見直す可能性を示唆した。民間人の命を守るための即時停戦の必要性も強調し、イスラエルへの圧力を強めた。

 

  【表】中東やハマスを巡るこれまでの流れ

 

 

 

 米国はイスラム主義組織ハマスが昨年10月にイスラエルへの越境攻撃を行って以降、イスラエルのガザ侵攻を容認し、支援を続けてきた。バイデン氏が支援見直しをちらつかせ、人道問題への対処を迫るのは異例だ。

 バイデン氏は、イスラエル軍の誤爆によって米民間団体「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」の職員7人が死亡したことなどに触れ、「受け入れられない」と強い不満を示した。

 米政府の発表によると、バイデン氏はネタニヤフ氏に対し、〈1〉ガザで活動する支援従事者の安全確保〈2〉民間人への危害回避〈3〉人道状況悪化への対応――に関する具体的計画を作り、公表する必要性を指摘した。イスラエルの当面の行動を見極めた上で、米国の政策を決める方針を伝えた。

 ブリンケン国務長官は4日、訪問先のブリュッセルで米国の対イスラエル政策に関し、「必要な変化が見られなければ、変更されるだろう」と述べた。

 バイデン氏とネタニヤフ氏は電話会談で、シリアの首都ダマスカスのイラン大使館への攻撃などで緊張が高まるイランとイスラエルの関係について意見を交わした。バイデン氏はイランの脅威に直面するイスラエルへの支持を表明した。

 会談後の4日夜、イスラエルでは治安閣議が開かれた。首相府によると、ネタニヤフ氏は冒頭発言でイランが長年イスラエルと敵対してきたと言及し、「我々を傷つける者たちを我々は痛めつけるだろう」と述べた。バイデン氏との電話会談には触れなかった。

 AFP通信によると、イスラエル政府は5日、これまで閉鎖されていたガザ北部の「エレズ検問所」からの人道物資搬入を一時的に認める方針を決めた

 

 

バイデン氏がイスラエルに即時停戦の必要性強調…米民間団体7人死亡の誤爆「受け入れられない」(読売新聞オンライン)