未来をプロデュースする | Producing The Future

代表取締役社長 大本 修

パシフィックコンサルタンツ株式会社は、「戦後日本の復興に技術で貢献すること」を目的に1951年に米国法人として創立され、2021年9月4日に70周年を迎えました。

当社では1,200名を超える技術士をはじめ、高度で多様な技術力を有するプロフェッショナル達が、社会やお客さまから求められる存在となることを目指し、プロフェッショナルコンサルタントとしての資質を磨き上げ、先進的な統合ソリューションサービスにより、新しい価値を社会に提供し続けることに努めております。

地球温暖化やパンデミック、国際紛争、エネルギー問題、インフラ老朽化、甚大な自然災害への対応や国土強靭化といった社会的課題は世界中に存在します。

パシフィックコンサルタンツグループは、変化のスピードが加速化する市場のニーズに柔軟に対応しながら、常に時代の一歩先を歩み続け、新たな未来のため、安心・安全でよりよい社会を次世代に引き継ぐため、世界規模の社会インフラサービス事業を担うことができるグローバルな企業グループを目指します。

私たちはこれからも、これまで培ってきた技術や経験をベースに創意工夫を重ね、新たなソリューションを提供することで、よりよい社会づくりに貢献してまいります。

2023年(令和5年)10月
大本 修

社長メッセージ | 企業情報 - パシフィックコンサルタンツ株式会社 (pacific.co.jp)

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高速道路の橋梁補強でまた設計ミス、

パシフィックコンサルタンツ

安藤 剛

 

日経クロステック/日経コンストラクション

 

 

 東京外かく環状道路(外環道)の橋梁の耐震補強設計で、

 

パシフィックコンサルタンツが

 

鉄筋の干渉など複数の設計ミスをしていたことが分かった。

 

 

発注者の東日本高速道路会社は

 

同社に

2024年3月1日から2カ月の指名停止措置を講じた。

 

 

 

 パシフィックコンサルタンツは

22年12月にも、

東日本高速から受注した関越自動車道の橋梁の耐震補強で

構造計算などのミスを犯し、

同様の措置を受けていた。

 

 

 

 パシフィックコンサルタンツが

外環道で担当したのは、

埼玉県の和光市と戸田市にまたがる幸魂(さきたま)橋と、

 

同橋に近接する新倉橋や

 

新河岸川橋などの耐震補強設計だ。

 

 

幸魂橋は荒川と彩湖に架かる橋長1485.9mの鋼橋で、

荒川第一橋~第四橋の4橋に分かれる。

 

このうち第三橋以外の3橋が業務の対象だった。

 

幸魂橋の一部である荒川第一橋。五洋建設・青木あすなろ建設JVの工事現場が見える。同JVは耐震補強工事の施工者として、パシフィックコンサルタンツの設計ミスの疑いを指摘した(写真:日経クロステック)

幸魂橋の一部である荒川第一橋。五洋建設・青木あすなろ建設JVの工事現場が見える。同JVは耐震補強工事の施工者として、パシフィックコンサルタンツの設計ミスの疑いを指摘した(写真:日経クロステック)

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 契約期間が19年6月~20年9月と20年4月~21年10月の2期にわたり、

いずれも優良業務として東日本高速から表彰を受けていた。

 

 

 

 設計ミスは、

耐震補強工事の施工者である

五洋建設・青木あすなろ建設JVが

 

23年5月に指摘

したことがきっかけで明らかになった。

 

■施工性や施工誤差への対応に不備

■施工性や施工誤差への対応に不備

(出所:東日本高速道路会社の資料に日経クロステックが加筆)

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 上部工と下部工との接続部の設計で、鋼製ブラケットを下部工に固定するアンカー筋が、既設の沓(しゅう)座の補強鉄筋に干渉していた。さらに、鋼製ブラケットの上に据える水平力分担構造で、施工の誤差などに備えて遊間に設ける余裕量が不足している箇所もあった。

 

 

 

高速道路の橋梁補強でまた設計ミス、パシフィックコンサルタンツ | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)

 

 

 

 

 

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構造計算などのミスが続々判明、パシコンの橋脚補強設計

 パシフィックコンサルタンツが手掛けた関越自動車道の橋脚補強設計で、構造計算や鉄筋の配置、アンカーの埋め込み長など複数の箇所でミスがあったことが分かった。東日本高速道路会社が工事発注の準備段階で同社に...

2023/01/25