普段何食べてる?」ウクライナからの避難者、同郷力士・獅司と交流

朝日新聞社

 

 

 

 

 

 

 

獅司に抱きつくウクライナから避難している子どもたち=2024年3月3日午前10時58分、大阪府泉佐野市、林敏行撮影

獅司に抱きつくウクライナから避難している子どもたち=2024年3月3日午前10時58分、大阪府泉佐野市、林敏行撮影© 朝日新聞社

 

 

 

 

 日本で避難生活を送るウクライナ人が3日、大阪府泉佐野市の雷(いかづち)部屋宿舎で、ウクライナ出身の十両獅司(しし)(27)や所属力士らと交流した。

 

 

 

獅司(左端)が見守る中、雷部屋の所属力士を相手に相撲を体験する参加者=2024年3月3日午前9時34分、大阪府泉佐野市、林敏行撮影

 

 

 

 

 大相撲春場所を前に、大阪府や兵庫県で暮らす23人が参加。土俵の近くで朝稽古を見学した後、力士への質問や四股(しこ)の体験で交流した。稽古の内容、普段の食事、体が大きい理由などの質問に、獅司はウクライナ語で笑顔を交えて答えた。

 

 

 

 母子で参加したキーウ出身のコロミエツ・ユリアさん(46)は、「力士の練習は初めて見た。体が大きくて力強く、言葉は少ないが素敵な人たちだった。同郷の人たちと交流もできた」。

 

 

 

 獅司は、ロシアによる侵攻開始後、激しい戦闘が続く中南部サポリージャ州メリトポリ出身。「ウクライナ語を話せて良かった」と話した。

 

 

 主催した大阪国際交流センターによると、場所中の16日には、避難生活を送る約70人が獅司らの取組を観戦する予定だ。

 

(林敏行

 

 

朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト (asahi.com)

 

 

 

 

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 7月9日から始まる大相撲名古屋場所を前に3日、恒例の新弟子検査が行われました。  4年ぶりに行われた名古屋場所前の新弟子検査は、ウクライナ出身の19歳、安治川部屋のダニーロ・ヤブグシシンさんが受検しました。  幼いころから、相撲や柔道、レスリングに取り組んでいたというヤブグシシンさんは、2022年4月に戦火を逃れて来日しました。  身長180センチ、体重125キロと体格基準をクリアしました。 ヤブグシシンさん: 「お兄さんだけウクライナにいます。お父さんとお母さんはドイツにいます。お父さんお母さんが日本に来て、みんなでおいしいごはんを食べたり、買い物したり(したい)」  今は家族と離れ離れですが、大相撲で活躍して両親を日本に招きたいという目標があるといいます。  新弟子検査の結果は初日の9日に発表され、合格すれば今場所新十両の獅司(26・雷部屋)に続く、2人目のウクライナ出身力士が誕生します

 

 

 

ウクライナ出身の新弟子が白星 秋場所の前相撲で初土俵

前相撲で初土俵を踏み、白星を挙げたウクライナ出身の安青錦(本名ダニーロ・ヤブグシシン)=両国国技館

 

 

 

 大相撲でウクライナ出身の安青錦(19)=本名ダニーロ・ヤブグシシン、

安治川部屋=が秋場所3日目の12日、

 

東京都墨田区の両国国技館で行われた前相撲で初土俵を踏み、

一方的な寄り切りで白星を挙げた。

 

ロシアによる侵攻が始まり、

昨年4月に日本へ避難。

 

力士としての第一歩に

「国技館の土俵は初めて。最高だった。本当にうれしい」と感慨に浸った。  

 

180センチ、125キロで、2019年世界ジュニア選手権中量級で3位の実績がある。避難後は関西大で稽古に励み、昨年12月から安治川部屋で研修を続けた。母国の国旗や目の色から「青」をしこ名に入れたという。  ウクライナ出身力士は十両獅司に続いて2人目

 

ウクライナ出身の新弟子が白星 秋場所の前相撲で初土俵(共同通信) - Yahoo!ニュース