「”悲しくも”---

 

もう、アメリカが、

 

G7当たりの先進国出身者にとっては

 

あこがれの国ではなくなった

 

過去120年、

 

世界をリードしてきた国が、

 

”日に日に、明るさが消えかかっていく、

斜陽化”  

 

あるいは、

 

”生きながらえていく廃墟化”

 

していくのを見るのは、

 

悲しい悲しい、

 

”現実”か、うたかたの夢なのか????”

 

 

私個人だけでは、

 

おかげさまで、

 

60年代の、

 

華やかしいころの、「華のパリ」

 

と、

 

60年代の、「最後の全盛期の、”良きアメリカ”」

 

に、”住”を、構えることができ、幸せです。

 

 

日本と日本人と、日本企業(人)は、

 

石頭で、頑固で、強情で、国際音痴を

 

改めていけば、

 

”本当に、日本の時代が、再び、やってきます!”

 

 

 

 

 

 

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こういう、下のような、記事は、120%

 

「超・ありふれたもの」

 

であり、読まなくても、100%、想像できるもので、

 

知っている人たちにとっては、

 

あまり、意味のない記事ですが、

 

一番重要な、(結論とは言いませんが、)

 

”ポイント”は、(こういう記事には、1%も、書かれていません)

 

 

IT関連で、良い所得と環境の人以外は、

(まああ、後、学生さんたち)

 

 

そうまでして、こんなところに、”我慢して”

 

住む必要があるのか?

 

 

 

 

と、

 

言うことが、

 

『今日の、私の、ポイント!』です。

 

 

 

 

 

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ハンバーガー1個4000円、バーで飲めば3万円……アメリカで一番物価が高く治安も悪化している地区はどこか?

Wedge(ウェッジ)

ごみが散乱するサンフランシスコのダウンタウン(森口司氏撮影)

 

 

 

 米国・サンフランシスコは、

 

ゴールデンブリッジやチャイナタウン、ケーブルカーで日本人には馴染みのある観光地だが、

最近は治安の悪化が盛んに報道されている。

 

 

そこで、年末から年始にかけて現地を踏査してみた。  

 

 

ダウンタウンでは、

明らかに治安が悪くて

足を踏み入れないほうがよいと思われる通りと、

 

市民や観光客が普通に行きかっている通りとに分かれる。

 

市内周辺部では、

良好に管理運営されている地域もある。

通りや地域によって明暗が分かれるのはなぜだろうか。

 

 

 

高いオフィス空床率と物価

シリコンバレーに昨秋オープンしたグーグル・グラディエント・キャノピー(筆者撮影)

 

 

 

 

 サンフランシスコに行くと誰でも最初に訪れるのがダウンタウンにあるケーブルカーの出発点だろう。

 

ここは今日でも世界各地からの観光客であふれ、明るく華やかな雰囲気である。 

 

 しかしその近くではデパートやフーズマーケットが閉店し、

シャッターが閉められている。

 

ちらほらと開店している店もあるが、閉店した小売店も多い。  

 

 

シリコンバレー銀行の倒産はあったが、

サンフランシスコ大都市圏全体における景気は決して悪くない。

 

スタンフォード大学や

サンノゼ大学など

工科系大学やベンチャーキャピタルの集積で新規開業も多く、

新興テクノロジー系の企業が集積している。

 

 

グーグル、 

 

セイルスフォース、

 

 X(旧ツイッター)、

 

ウーバー、 

 

リフト、 

 

オープンAIなどI

 

T企業が優秀な人材を大量に雇用し高給を支払っている。  

 

シリコンバレーに昨秋オープンしたグーグル・グラディエント・キャノピーはグーグル本社の社屋で、周辺では多くの人々が遊んでいる。

 

 

サンフランシスコのゴールデン・ゲート・パークでも多くの人が楽しく遊んでいる。

 

それなのになぜダウンタウンが荒廃するのか。 

 

 IT関連の企業に勤めシリコンバレーに長く住む人に聞くと、コロナ禍でリモートワークが普及したためダウンタウンのオフィスに勤務する人が減少し、小売商店や飲食店の多くが立ち行かなくなったという。

 

サンフランシスコ大都市圏のオフィス空床率は約23%と、

米国平均の約18%より高い。

 

店が閉まるとそこに勤める従業員が失業するなどしてホームレスが増え、

市のシェルターの収容能力を超えた。  

 

 

サンフランシスコでは家賃も物価も高い。

 

ワンルームのアパートでも月に40万円くらいする。

 

サンフランシスコでは景観を維持するため4階以上のアパートを建築することが厳しく制限されている。  

 

客がレジに並ぶファストフードのようなシステムの

店でハンバーガー一つが4000円くらいだ。

 

カフェバーで

ビール1杯、

ワイン3杯、

シュニッツェル1枚で

3万4000円も請求される

(いずれも当日のレートで換算

 

 

 

路上でテント生活をする人たち(森口司氏撮影)

 

 

 

 まちの人々も異口同音に「サンフランシスコは米国で一番物価が高い」とぼやく。

 

 

治安の上でも価格の面でも観光客が安心して飲食できる店が減っている。

 

ヒルトンなど大きなホテルのレストランやバーは安心できるが、

日本における報道では、そのヒルトンも売りに出ているという。  

 

 

一歩裏通りにはいると、

異様な雰囲気が漂う。

 

 

ホームレスの小さなテントが路上に張られ、

バス停の屋根の下にも荷物らしきものを抱えて住み着いているような人もいる。  

 

 

生活困窮による万引きが増え、

商店や飲食店は警備員や用心棒的な人々を雇わざるを得なくなり、経費倒れとなる。

 

 

警察官も傷害や殺人なら対応するが、

窃盗などは被害が高額でないと捜査しない。

 

そのためさらに閉店が増える。いわゆる負の連鎖が生じている。

 

 

 

大麻の合法化ではびこる違法麻薬

路上に寝る人たち(森口司氏撮影)

 こういう通りには、何かわめいたり、あるいは工事用の鉄パイプを投げつけたりする錯乱状態に人もいる。冬なのに裸に近い姿や、バスローブ一枚でわめきながら歩いている人もいる。映画で見るゾンビのように立ったまま手をだらりと下げてふらふらしている人もいる。  

 

 

同行した看護大学の教授によると、

麻薬の作用で

脳は睡眠状態に近い中で身体は起きている状態だという。

 

駅のコンコースにも立ったまま壁に寄りかかって寝込んでいる金髪の若い女性がいたりする。  

 

カリフォルニア州では2016年に大麻が合法化された。

連邦政府は大麻も違法としているが、

カリフォルニア州では大麻の所持、売買、吸引を取り締まることはしない。

 

 

ちなみに「大麻は身体への悪影響がない」

「依存性がない」

という人もいるが、

日本政府は「それは間違った情報」であるとしている。  

 

大麻が合法だと、そのほかの麻薬の路上売買等も取り締まりにくくなる。

 

 

警察にとっては、

その麻薬が大麻以外だと確信できなければ逮捕できないからである。

 

結果として、

大麻以外の違法麻薬、

粗悪な麻薬がはびこることになった。  

 

 

20世紀の末に

ニューヨーク・マンハッタンの120丁目あたりから北側のハーレム地域が荒れ果てた時期があった。

 

家主が放棄したマンションにホームレスが住みついて焚き火をするなど危険な状態が続いた。  

 

改善されたのは、ニューヨークの景気がとてもよくなったからである。

 

雇用が回復すると

ハーレムの目抜き通りである125丁目通りのレストランや小売商店が開店し始め、

これらの店も雇用を増やすなどしてまち全体がよくなった。  

 

 

このときのハーレムのホームレスは、

アフリカンが中心で、

次いで中南米からの移民が多かった。

 

 

しかし今回、サンフランシスコのホームレスは、

麻薬中毒患者を含めて、人種を問わない

 

 

 

カストロ地区が安心して歩ける理由

カストロ地区のまちなみ(筆者撮影)

 

 

 

 ダウンタウンに荒れている地域がある一方で、

市内のカストロ地区(このカストロは、メキシコ統治時代の州知事の名)では、

小さいが3階建てのビクトリア調の良好な木造建築が立ち並び道路にもごみが散乱せず住みよいまちづくりが行われている。

 

 

カフェやレストラン、

そして本屋や小物を売る店も、

高級な店はあまりないものの庶民的で落ち着いた雰囲気で、

一人でもゆっくりできる店が多い。  

 

 

この地区のリーダーだったハーヴェイ・バーナード・ミルクは、

海軍勤めを経て、

ゲイであることをカミングアウトしてから、

サンフランシスコ市会議員に選ばれた。

 

LGBTQ(性的少数者)の権利を守ることに努め、

40歳代で暗殺されたが、人権を守ることを主張し、差別のないまちをつくった。  

 

 

サンフランシスコ公共図書館専門員トレーシー・エアーズ氏によると、

現在、カストロ地区には

 

LGBTQの人が3分の1くらい住んでいる。

互いに人権を尊重するまちという雰囲気が横溢しているので治安も悪くない。  

 

 

暗殺されたあと、

当時のオバマ大統領は、

ミルク氏の功績を称え、

海軍の給油艦をハーヴェイ・ミルクと命名した。

 

 

またサンフランシスコ国際空港の第1ターミナルは

「ハーヴェイ・ミルク・ターミナル」と名付けられている。  

 

 

またサンフランシスコから近いサンノゼ市でも

荒廃している地域があるが、

市内の旧日本人街は落ち着いた雰囲気で、

レストランや小売商店も盛業中である。

 

 

サンノゼ市の日系アメリカ人博物館で

ボランティア活動を続けているIBIDENアメリカ法人社長の

アンディ・ウチダ氏によると、

ここでは第二次世界大戦中から戦後を通じて、

人権を抑圧された歴史をもつ日系移民の後継者たちが協力してまちを維持してきた。

 

 

  このように、決して高級住宅地でない地域でも、

人権に対する強い意志をもつ人たちがつくってきた地域は

荒廃しない傾向が共通にある。

 

 

マイノリティを認める気持ちを持った人々が住む地域は、

日本人にとっても誰にとっても居心地がよい。サンフランシスコの状況は、コミュニティの大切さを改めて私たちに感じさせる。

 

青山 佾