悪く取らないでください、

 

錯覚しないでください、

 

これは、、”良い意味で”---ということで、

 

”人は、わからないものです!”

 

 

心から、尊敬いたします。

 

あなたと奥様素晴らしいから

 

”この結果” があるのです。

 

「本当に、おめでとうございます!」

 

全国100位でも、奇跡、といってよいくらい、すごいことです。

 

 

芸能界では、アグネスチャン さんが、”子育て教育に関するピラミッド”で、

 

「最高位でしょう?」

 

 

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CMキング「ダンディ坂野」の意外な子育て 小学生の息子は全国模試3位の“秀才”

 

AERA dot.

ダンディ坂野さん(撮影/写真映像部・佐藤創紀)

 

 

 

 2000年代、「ゲッツ!」のフレーズで一世を風靡したお笑い芸人のダンディ坂野さん(57)。【前編】では、ブレーク当時の裏話やテレビから“消えた”時代、今は“氷河期”の真っただ中だという「一発屋芸人」の特殊事情などについて語ってもらった。【後編】では、CMが途切れない理由、あまり知られていない家庭生活や子育てについて聞いた。 

 

 

【写真】女子アナと結婚した「一発屋芸人」はこの人

 

【前編】<一発屋の星だった「ダンディ坂野」が“今は氷河期”と話す理由 「ブームはここ10年で終わりました」>より続く 

 

 

*  *  *  

 

 

バラエティー番組で見る機会は減り、世間では「消えた」とまで言われていたダンディさんだが、その間もCMのオファーは絶えることがなかった。

 

現在でも十数本のCMに出演しており、

クライアント受けはすこぶる良いようだ。

 

ブレークのきっかけを作ったのも、CMだった。

 

 「初めて出演したCMが、マツモトキヨシさんのものだったんです。マツモトキヨシさんの色だから、それまでと違った黄色のスーツを着ました。それがトレードマークになったので、何が起きるかわからないですよね。広告からブレークするっていう珍しいお笑い芸人だなって思います」  

 

 

なぜこんなにもCMオファーが途絶えないのか。その理由を尋ねると、

「正直、わからないです」と笑いながらこう話す。 

 

「記事のコメントとか見てると、

 

『人柄がいいから』とか

 

『真面目だから』とかって

 

書いてあるんですけど、そんなことはなくて……。

 

人柄も性格も普通なんですよ(笑)。

 

ただ、『ゲッツ!』って短くてキャッチーだし、

何かをゲットするとか前向きな感じですよね。

そこが良かったのかもなって思います。

 

ネガティブなフレーズだとCMでは使いづらいですよね。

『春の〇〇キャンペーン実施中! チクショー!!』とか(笑)」

 

 

■時間ができて幼稚園の送り迎えも

  一方でテレビの露出は減り、週末は地方営業に飛び回る日々となった。

本人のなかでは、

ブレーク時と今はどちらが充実しているのだろうか。

 

 「僕のなかでは、全盛とまではいかないですけど、今、結構いいなって思ってるんです。営業もがっつりやって、CMも頑張って。

殺人的なスケジュールをこなしていたときって、

『自分って何もできないな』って思うことが多かったんです。

それまでお笑いライブに出て、

『ゲッツ!』しかやってなかった30過ぎのおじさんがテレビに出てもやっぱり対応できないんですよ。

それで、『うわぁ……』って頭抱えてましたね。

今のほうがモチベーションを保って仕事に取り組めている気がします」  

 

ブレークから数年すると仕事も落ち着き、

余裕ができたことで、夫婦で過ごす時間も出てきたという。

 

 「忙しかったときは、妻とどこにも行けなかったんです。

当時、子どもはまだいなかったんですけど、

せっかく一緒に暮らしていたのに、妻との時間がとれなくて寂しかったですね。

ずっと仕事で家を空けてて、

夜中に帰宅して、

少し寝て、

翌日、すぐに仕事に向かう生活でした。

 

でも、ブレークから数年経つと休みも増えて、

予定が立てやすくなりました。

 

お正月にはハワイに1週間行ったりできたので、

妻もとても喜んでいました。

子どもが生まれてからは、幼稚園の送り迎えや育児もできてますし、

妻も今の僕のスケジュールが一番いいみたいです

 

 

 

 

■息子は塾で成績がトップクラス

  ダンディさんは今後について、

「とりあえず65歳になったときに、経済的に困ってなければいいかなと思っています」と話す。

 

 「僕としては、好きで始めたお笑いで、ブレークもできて、もう既に目標を達成できたなって感覚があるんです。

競争の激しい芸能界で、

あるときからずっと食べてこられて、家族も養えて、都内にも住んで。

もう望むものはないかなって思います。

理想の人生を歩めているなって」  

 

 

いま長女は中学生、

 

長男は小学生。

 

子どもたちは、将来、ダンディさんのようにお笑い芸人を目指す、

とは言わないのだろうか。 

 

 

「絶対に言わないです(笑)。

上の娘は、絵とかソフト開発に興味があるみたいです。

なので、将来はコンピューター系とか美術系の学校に行くとか考えるかもしれませんね。

パソコンでイラスト描いているのをよく見ます。

 

 

で、下の息子は、

『僕はちょっと面白いYouTuberになりたい!』ってよくわからないこと言ってます(笑)。

まあ、小学校4年生なので。

僕も同じくらいのときはピンク・レディーになりたい、とかって言ってましたから(笑)」  

 

 

しかし、そんな長男は

「もしかしたら秀才かもしれない」のだとか。 

「全国模試で、1教科だけではあるんですけど、全国3位をとったことがあるんです。塾内でも成績がトップクラスみたいで。

そんな感じに見えないんですけどね。

 

 

帰ってきたら、帽子脱いで、ランドセル、バーンって置いて、すぐテレビ見ようとするから、いつも『勉強しなさい!』って妻に怒られて。

 

そんな姿を見て、

『こいつ、これで塾で1位か2位の成績なのか』って不思議に思ってます(笑)」

 

 

 

 

■マクドナルドのCMに出演できたワケ

  これまで芸能界の浮沈を経験してきたダンディさんに、最後に「人生で一番記憶に残っている一日」を聞いた。 

 

「忘れられない仕事はたくさんありますけど、マクドナルドのCMが決まったときですね。LINEで連絡が来たんですけど、めちゃくちゃうれしくて。実は僕、売れてなかった時代に10年間くらいマックでアルバイトしていたんです。

妻ともそこで出会っていて。

広報誌にも出たことがあります(笑)。

バイト初日にもらう手帳に、

『ファーストイン』っていって、初出勤の日付が書いてあるんですけど、

その日が娘の誕生日と同じなんですよ。

そんなことは忘れていたんですが、あるとき引き出しの整理をしていて偶然、それを目にして。

マクドナルドとはものすごい縁があるんですよね」  

 

 

1時間に及ぶ取材を終えたあと、

一つ聞き忘れたことがあったと思い出した。

 

席を立ち上がり、帰ろうとしていたダンディさんを呼び止め、聞いた。  

 

マックのCMに起用された理由はなんだったんですか?

 ダンディさんは、振り向きこう答えた。 

「キャッチコピーが、『チキンマックナゲッツ』だったんです」 

 

 

 

 

 

 

(AERA dot.編集部・唐澤俊介)

 

 

 

 

 ●ダンディ坂野(だんでぃ・さかの)/

1967年、石川県生まれ。田原俊彦に憧れて、93年に上京するが、お笑い芸人の道を志す。2002年、マツモトキヨシのCMに出演したことで、翌年から「ゲッツ!」のフレーズで大ブレーク。「新語・流行語大賞」にもノミネートされた。その後も、テレビやCM、営業などで活躍を続ける。また、昨年公開の映画「ミステリと言う勿れ」での演技が話題を集めた。

 

 

唐澤俊介

 

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