トヨタ時価総額、日本企業最大の48兆7981億円…バブル期のNTT超え
23日の東京株式市場で、
48兆7981億円となり、
日本企業で史上最大となった。
NTTが1987年に記録した時価総額を約37年ぶりに上回った。
トヨタ株の終値は
前日比9円高の2991円で、
上場来高値をつけた。
値上がりは5営業日連続で、
取引時間中に一時3000円を超えた。
大和証券によると、
これまでの日本企業最大の時価総額は、
87年5月11日にNTTが記録した48兆6720億円だった。
85年に民営化したNTTは、
87年2月に上場すると、
株価が高騰。
当時は世界最大の時価総額を誇った。
時価総額は、
企業の株価に発行済み株式数を掛けた額で、
市場が判断した企業の価値と言える。
堅調な日本企業の業績や
経営改善に向けた取り組みを背景に、
海外投資家の資金が
日本株に流入している。
特にトヨタは、
2024年3月期の連結営業利益が
前期比65%増の4兆5000億円で、
日本企業で初めて3兆円を超える見込みだ。
グループ会社の株を売却するなど経営改革も進めており、
成長期待から株が買われている。
世界の時価総額では米IT大手が上位を占め、
トヨタは28位となる
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