大地震で震度計に異常 石川県内の3つの観測点は「欠測扱い」に

 

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気象庁

 

 

 

気象庁は1日に発生した能登半島地震で、震度5強以上の揺れを観測した震度観測点の調査をおこなったところ、石川県内の3つの観測点で異常が認められたと発表しました。今後、地震情報への使用を停止し、これまでの震度データは欠測扱いにするということです。 気象庁は最大震度7の揺れを観測した能登半島地震で、震度5強以上が観測された81の震度観測点について、正確な震度を計測出来ているかなど点検と調査を実施しています。 これまでに調査した76地点のうち、3つの観測点で、震度計台の傾きや周辺の地盤のひび割れなどの異常が認められ、震度観測が適切にできない状態になっていることが分かりました。 異常が認められたのは石川県が設置している「七尾市中島町中島」と「中能登町井田」、防災科学技術研究所が設置している「羽咋市旭町」の3つの震度観測点です。 気象庁によりますと、これらの観測点は、1日の最大震度7を観測した大地震の強い揺れの影響で異常が生じたと考えられるということです。 このため、気象庁は今後この3つの観測点の地震情報への活用を停止し、これまでに観測された震度データは欠測扱いにするとしています。 一方、それぞれの市町村には、ほかの震度観測点もあるため市町村ごとの、震度情報の発表に影響はないということです。 気象庁は引き続きほかの観測点にも異常がないか、調査を行うことにしています

 

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