超・超・超・過剰サーヴィスで、

 

超・安価な、宅配業者。

 

ずうっと、前々から、言っておりますが、、

 

再配達には、100円(まあ、大きさにもよりますが)

(お水やソフトドリンク系の、超・重くて、しかも、一片に数箱買うのが通常)

 

追加料金を外るのが、妥当ですし、

 

3度目は、200円とかーーーー?

 

 

 

 

 

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配送料は値上がり、遅延の可能性も…?

現場に負担をかけすぎていた「日本の優れた物流」はもはや維持できないのか

 

 

 

 

 

 

ニューヨーク・タイムズ(米国)

 

Text by Hisako Ueno and John Yoon 

 

Photographs by Hiroko Masuike

 

 

 

 

日本政府は2024年4月以降、トラックドライバーらの時間外労働に上限規制を設けようとしている。そうなれば、ドライバーたちは過酷な長時間労働から解放されることになるが、一方で収入の減少を心配する声もあがる。また、日本のスピーディーな配送システムが維持できないかもしれないという懸念もつきまとう。日本はこの「2024年問題」を乗り切ることができるのだろうか?


フナミズ・ダイキ(35)が15時間がかりで日本列島を横断して大阪の市場にトラックを乗り入れたとき、外はまだ暗かった。痛む背中をさすり、額の汗をぬぐう。そして息つく間もなく荷台を開け、さらに数時間、500箱の赤リンゴを下ろしはじめる。

以前はトラックの運転が好きだった。しかし、日本の人口縮小が進行するのと足並みをそろえるようにトラックドライバーが次々と辞め、ますます人員不足に陥っているいまは、「もうトラックの運転はこりごり」とこぼす。

日本のトラック運送業界は、世界有数の経済大国の不可欠な歯車であり、日本の過剰な利便性文化を支える生命線でもある。一方で業界と、輸送に携わるドライバーにのしかかる負荷はあまりにも大きいのが現状だ

 

 

 

 

彼らの労働条件を改善し、トラック運送業に労働者を呼び戻すため、国は2024年に初めて、トラックドライバーらの時間外労働の上限規制に乗り出す。日本のトラック運送業界は長年、「過酷な長時間労働」が代名詞だった。

しかしこの問題の解決を図ろうとすると、日本国内の物流システム全般を混乱させる恐れが出てくる。法規制で消滅する時間外労働の埋め合わせをしたくても、大型トラックや配送トラックのドライバーを直ちに雇用できる見込みがないからだ。

ドライバー不足が原因で、スーパーマーケットの陳列棚から商品が消えるかもしれない。空港まで荷物を送り、あるいはゴルフクラブを目的地のリゾートへ送り、またそれを自宅に送り返してもらうといった、日本人にとっては当たり前のドア・ツー・ドアのスピーディーな配送システムが脅かされるかもしれない。

国はこれを「2024年問題」と呼んでいる。

NX総合研究所でリサーチフェローを務める田阪幹雄は2024年問題について、「ハードランディングになるのでは」と不安を隠さない。

 

 

 

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