[IT経営]と[ITシステム]のカテゴリーを合計したところ、
2023年に最も読まれた記事は
「悲願のプラチナバンドを獲得した楽天、競合他社があぜんとした基地局開設計画」だった。
楽天モバイルの開設計画が消極的な内容だったことを報じ、多くのアクセスを集めた。
上位20位までを見渡すと、「富士通」と「全銀」について書かれた記事が多くランクインしている。タイトルに「富士通」が含まれる記事は20位までに5本入った。その内容は多岐にわたる。子会社の富士通Japanが開発したコンビニ交付システムでの住民票の誤発行、富士通退職者が集まるFacebookグループへの現役幹部の書き込み、富士通Japanの消滅説、社員や元幹部から富士通に対するの意見などだ。実はランク外の21~23位も富士通Japanのコンビニ誤交付トラブルに関する記事で、2023年に日経クロステックのIT分野で最も話題を集めた企業といえる。
「全銀」がタイトルに含まれる記事も20位中5本あった。(このうち、1本の記事タイトルには富士通と全銀の両方が含まれている)。これらは2023年10月に発生した「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」の障害についての記事だ。障害発生時の速報から原因の解説、システムを運営する全国銀行資金決済ネットワークとNTTデータが開いた会見の詳細などを掲載した。同システムで顧客に影響が出る障害を起こしたのは、稼働開始から50年間で初めてだったため、多くの読者の関心事となった。
IT経営/ITシステム関連分野のアクセスランキング
期間:2023年1月1日~12月15日
[ITシステム/IT経営]やはり「あの企業」と「あのシステム」が最多ランクイン | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)