人身売買容疑で飛行停止に インド人載せたチャーター機

AP通信

 

バトリー、フランス、12月26日 (AP) ― フランス司法当局の人身売買捜査で、4日間の飛行停止となったインド人乗客301人を載せたチャーター機が12月25日、パリの東約133キロのバトリー空港をあとにインドに向けて出発した。  人身売買の被害者を運んでいる可能性があるという匿名の情報に基づいて司法当局は21日、UAEからニカラグアに向かう途中、給油のためにバトリー空港に立ち寄ったルーマニアのレジェンド航空のチャーター機を捜索し、乗客2人を拘束した。  今年になって、メキシコから米国に密入国するインド人が急増していることから、司法当局はチャーター機の最終目的地は、米国ではないかとの疑念を持っていたという。  当局の離陸許可を得たチャーター機は、301人の乗客を載せてムンバイに出発した。  予定外の飛行停止だったが、その間にフランス政府に亡命を申請する乗客や、ニカラグアまでの往復運賃を払っていることから、インド行きを拒否する乗客もいたという。 (日本語翻訳・編集 アフロ

 

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