インフルエンザ猛威 北海道の感染者数が全国最多レベルに…学級閉鎖がここ10年で最速 一部品薄の薬品も (youtube.com)

 

 

 

猛威をふるっているインフルエンザ、北海道の感染者数は全国最多レベルです。 冬休みや年末年始に向けて、感染状況はどうなっていくのでしょうか。 ■医師と子どものやりとり: Qクラス休み多い? 「多い。」 39度の高熱を出し、21日朝、札幌市内のクリニックで診察を受けた小学2年生の女の子。 ■医師: 「喉のはれは強くないですがインフルとコロナをちょっと検査します」 「A型がばっちり陽性ですね。」 検査の結果、インフルエンザに感染していたことが分かりました。 ■インフルエンザに感染した女の子の母: 「20日はクラスで6人休んだ子がいたとは言っていたのでなんか流行っているのかなという感じで。」 このクリニックには朝から多くの患者が。 21日は中学生以下の子ども8人が発熱を訴えて受診し、このうち6人がインフルエンザだったということです。 ■クリニックインザモーニング岡田先生: 「お子様の発熱の患者を調べるとだいたい8割がインフルエンザ陽性とでています。ここ最近になってインフルエンザ患者が増えてきているという印象です。」 道内の1医療機関あたりの患者数は、シーズン初めの9月から増えていきました。 21日に発表された今月17日までの1週間の患者数は47.25。 影響は子どもたちにも。 札幌市内の小中学校では学級閉鎖のクラスが過去10年で最速ペースで発生。 21日は43校、85クラスでインフルエンザによる学級閉鎖となりました。 高熱に加え、咳も続くインフルエンザ。 薬局では、解熱剤や咳止めの入荷が徐々に少なくなっていると言います。 ■なのはな薬局手稲駅前店西田映多薬局長: 「咳止めもものによっては全く入荷できていないものがありますし解熱剤も一部品薄になっているものもある/医療機関には在庫量の案内をして処方の調整をしてもらったり/先生によっては7日分のところを5日分で処方してもらったり配慮してもらっている。」 一体なぜ、インフルエンザはこれほどまでに流行しているのでしょうか。 ■札幌医科大学横田伸一教授: 「おそらくコロナ禍にあって皆さんしっかり感染対策をしたこれで多くの感染症が消えてしまった免疫が無くなっている曝露されなくなったということになってそれでいま急に増えだしてきてありとあらゆる感染症が増えだしてきていると考えていいと思います。」 例年であれば2月から3月に感染のピークを迎えるインフルエンザ。 この先、感染状況はさらに悪化してしまうのでしょうか。 ■札幌医科大学横田伸一教授: 「今後どうなっていくか全く見えないという風に思っていただいていいと思います。9月ごろから急に(感染者数が)上がりだしてきていますけどこれが早めにピークを迎えるのか、それとも従来通りのピークなのかといったところをいま注視しなければいけないと思っています。」 【スタジオ】 道内のインフルエンザの感染状況ですが、・去年は12月末から患者数が増え3月にピークを迎えた・ことしは10月半ばごろから急激に増えてきている。 年末年始に向けての感染対策、札幌医科大学の横田伸一教授に聞いてきました。 ・クリスマスや忘年会などの食事の場ではできるだけマスク・こどもの看病をするときは、他の家族と部屋を分ける。 ・ただ、インフルエンザの子どもは突然、外に出るなどの「異常行動」を起こす恐れがあるため、こどもの様子をこまめに確認することが重要札幌市では年末年始や日曜・祝日にドライブスルー式の発熱外来が開設されています・利用できるのは来年3月31日までの日曜日と祝日。 ・12月29日から1月3日までの年末年始は毎日、利用できます。 ・新型コロナやインフルエンザの検査、薬の処方をドライブスルーで行います。 ・対象は札幌市に住む6歳から15歳以下のこども。 ・予約は札幌市のホームページからです。 ▼HTB北海道ニュース 公式サイト https://www.htb.co.jp/news/ ▼情報・映像提供はこちらから「イチオシ!!動画ポスト」 https://www.htb.co.jp/news/info.html ▼HTB北海道ニュースのSNS Twitter https://twitter.com/HTB_news Facebook https://www.facebook.com/htbnews/ TikTok https://www.tiktok.com/@htb_hokkaidonews #HTB北海道ニュース #北海道 #ニュース

 

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