”やり手!”

 

 

 

 

 

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ドジャースとの契約の報酬は50億円か…大谷翔平の代理人、ネズ・バレロ氏の手腕

 

産経新聞

大谷翔平

 

10年総額7億ドル(約1015億円)で米大リーグ(MLB)、ドジャースへの移籍が決まった大谷翔平(29)。

 

 

 

MLBで史上最高額となる「超大型契約」を取り仕切ったのが、

大谷の代理人を務めているネズ・バレロ氏だ。

 

 

 

大谷がエンゼルスからフリーエージェント(FA)となって以降

、契約交渉の過程はベールに包まれていたが、今回の大型契約を合意させたことによる代理人としての報酬は約50億円に上るとみられる。史上最高額の契約となったことで、バレロ氏の代理人としての手腕も注目されることになりそうだ。

 

 

 

  【写真】大谷翔平の代理人を務めるネズ・バレロ氏

 

 

 

かつてマリナーズでプレーしたこともあるバレロ氏は、

メジャーを目指していたが、その夢はかなわず代理人へと転身した。

 

 

米経済誌のフォーブス(電子版)によると、

バレロ氏はマネジメント会社「CAAスポーツ」

の野球部門の共同責任者を務めており、

クライアント数は39人(2020年12月時点)に上る。

 

 

2017年に大谷がエンゼルスに入団が決まった際には

投打二刀流でのプレーを認める契約を成立させたことでも知られる。

 

 

 MLBでは

菊池雄星(ブルージェイズ)や

吉田正尚(レッドソックス)らの

代理人を務めるスコット・ボラス氏も、

辣腕を振るう大物代理人として有名だ。

 

 

大リーグ評論家の福島良一さんは

 

「MLBの代理人はマーケティング関連などのマネジメントなど細部にわたり交渉を担当する」とした上で「今回のFAは、投打の二刀流である大谷選手にふさわしい契約をとりまとめる必要があった」と指摘する。 

 

 

 

バレロ氏は12月4日から7日まで

米テネシー州ナッシュビルで行われたウインターミーティングでも姿を見せず、

大谷の交渉についてはこれまで沈黙を貫いていた。

 

 

ベールに包まれた交渉過程について、

 

米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」(電子版)は

「大谷のFAは謎に包まれている。

ネズ・バレロ自身もかつてMLBの有望株だったが、

現在はMLB最大のスターをコントロールしている。

大谷の〝秘密主義〟は、

彼の背後にある人物と代理店に由来している」とし、

バレロ氏の交渉スタイルが背景にあると指摘していた。

 

 

 代理人の報酬は大リーグ選手会との取り決めで契約総額の5%を上限に設定。

 

 

今回、日本円で総額1015億円の超大型契約をドジャースとの間で成立させたことで、バレロ氏側も約50億円の報酬を受け取ることが確実とみられている。

(浅野英介

 

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