借金の罠」に世界が不信感 「一帯一路」は大赤字 中国が外国に知られたくない7つの〝不都合な真実〟
11/29(水
中国の習近平国家主席
【宮崎正弘 隠蔽中国】
中国は「大事な情報」を隠蔽することが大好きだ。外国に知られたくない「不都合な真実」が7つほどある。
【画像】中国が発表した新たな地図に非難が広がっている
(1)巨大経済圏構想「一帯一路」は大赤字。ほぼ不良債権化して失敗した。
(2)李克強前首相(今年10月死去)への想定外の人気。
(3)共産党高層部の権力闘争の不透明。
(4)党中央に金融行政を取り仕切る「中央金融委員会」と、規律強化や腐敗撲滅を担う「中央金融工作委員会」が拙速に組織された。
(5)外資が去って外貨準備が底をつきつつある。
(6)国内投資家も株・不動産離れ、換物投機へ走っている。
(7)不動産に続き、「EVバブル」の崩壊が近い。
「一帯一路」が本格化したのは習近平国家主席就任の2013年からだ。
累計投資が1兆3000億ドル(約194兆円)に積み上がった。
中国輸出入銀行などが融資した。
中国からお金をかりても返せない国がほとんどだから、
世界に「借金の罠(わな)」論が広がった。
しかも、大方は不良債権化している。
例えば、
パキスタンに総額620億ドル(9兆2710億円)を投じた。
98%がタイドローン(=資金使途に制限がある貸付け)で、
契約期間は平均10年、
返済開始は3年後。
金利平均が3・72%だった。
ラオスの首都ビエンチャンへ雲南省昆明から新幹線を通した。
運賃が1万8000円。
庶民は乗れない。
鳴り物入りの宣伝にもかかわらず乗客はまばら、
赤字は増え続ける。
エチオピアの
首都アディスアベバと、ジブチの首都ジブチを結ぶ
新たな鉄道も開通したが、
収支バランスはラオスと同様である。
例外は
インドネシアで、
首都ジャカルタ―バンドン間の新幹線は開通から1カ月は物珍しいためか連日満員だった。
11月いっぱいは特別料金1440円で、
バス代と変わらないからだ。
一帯一路の重要なプロジェクトは、
石油とガスのパイプライン建設である。
トルクメニスタンやロシアからの輸入は稼働しているが、
パキスタンの大プロジェクトは頓挫した。
物流活性化を目的に
ギリシャの
ペレウス港の管理運営権は買収に成功したが、
その先のトリエステ港開発は
イタリアが正式に一帯一路から降りて頓挫した。
ニカラグア運河は
早くに取りやめ、
ベネズエラにも500億ドル(約7兆4760億円)以上投下したが、
うまくいかず泣きっ面に蜂となった。
背景には、急速に世界に広がった「中国不信」がある。
■宮崎正弘(みやざき・まさひろ)
評論家、ジャーナリスト。1946年、金沢市生まれ。早大中退。「日本学生新聞」編集長、貿易会社社長を経て、論壇へ。国際政治、経済の舞台裏を独自の情報で解析する評論やルポルタージュに定評があり、同時に中国ウォッチャーの第一人者として健筆を振るう。著書に『半導体戦争! 中国敗北後の日本と世界』(宝島社)、『間違いだらけの古代史』(扶桑社)、『ステルス・ドラゴンの正体』(ワニブックス)など多数
「借金の罠」に世界が不信感 「一帯一路」は大赤字 中国が外国に知られたくない7つの〝不都合な真実〟(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース
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ラオス】ボーテンは中国の債務の罠にハマる欲望の街だった |中国ラオス高速鉄道乗車【一帶一路】
本動画では、ラオスのボーテン地域を訪れた際の深い洞察と体験を共有します。中国の影響が色濃く残るこの地域での高速鉄道の建設や、地域の発展に関する真実を追求します。是非、最後までご覧いただき、この旅の全貌を共有してください。 目次: 1. [
0:00 ] イントロダクション: ボーテンへの旅路 2. [
0:34 ] 高速鉄道の乗車レポート 3. [
4:30 ] ホテルへ移動とラオスの宿泊施設について 4. [
6:58 ] ボーテンの街歩き開始 5. [
8:20 ] ボーテンの特別経済区の解説 6. [
10:45 ] 街歩きの再開 7. [
13:16 ] 中国とラオスの国境と街歩き 8. [
16:23 ] 本性を表した夜のボーテン 9. [
19:10 ] 朝食 10. [
20:10 ] 最終確認の街歩き 11. [
21:07 ] ラオス人に中国の影響力についてインタビュー 12. [
21:43 ] 中国ラオス高速鉄道に再乗車 13. [
22:50 ] エンディング --- 旅行予約リンク: [KKDAY](
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http://msm.to/FV39kCF ) Blog: [bluevarycosmos.com](
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https://diamond.jp/articles/-/326417 ・ 4Travel. (n.d.). ラオス旅行記第五話(中国国境の町ボーテン). Retrieved September 22, 2023, from
https://4travel.jp/travelogue/11803195 ・ 国際貿易投資研究所. (n.d.). ITIタイ研究会報告(7)インドシナ半島の鎮南関、ラオスのビューティフル・ランド建設~想像を絶するボーテン経済特区・高速鉄道の現場、ここはラオスではない~. Retrieved September 22, 2023, from
https://iti.or.jp/flash/447 ・ Wikitravel. (n.d.). ボーテン. Retrieved September 22, 2023, from
https://wikitravel.org/ja/ボーテン ・ 東京新聞. (n.d.). 開通1年の「中国ラオス鉄道」に乗ってみたら…ハードもソフトも「中国流」だった. Retrieved September 22, 2023, from
https://www.tokyo-np.co.jp/article/23... ・ JBpress. (n.d.). 中国ラオス国境に突如現れた巨大都市開発の謎 現地ルポ:今年完成予定、中国ラオス鉄道の建設現場(前編). Retrieved September 22, 2023, from
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-... ・ 朝日新聞GLOBE+. (n.d.). 中国はラオスでいったい何をしているんですか? 中国が造る鉄道とは. Retrieved September 22, 2023, from
https://globe.asahi.com/article/12167177 ・ エリナ・ユーロ・インフォ・ネットワーク. (2018). [PDF] mt14210_tssc.pdf. Retrieved September 22, 2023, from
https://www.unii.ac.jp/erina-unp/arch...
HEROTAVI / 街歩きで読み解くアジア
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China’s New $6B Railway in Laos: Massive Debt Trap or Megaproject Success? | WSJ Breaking Ground
A $6 billion Chinese-built railway in Laos is transforming a small town on the border of China, easing transportation and promising new products for export. The 262-mile rail line is a key part of China’s Belt and Road Initiative, aimed at upgrading trade and transport networks from Africa to the Pacific. China is looking to link its companies with new overseas markets while Laos has hopes of growing a robust export market. But what are the costs of developing this massive infrastructure? WSJ explores the ambition behind China’s envisioned rail network, the economic implications for Laos and challenges as other railways eye development.
0:00 High-speed railway
0:48 What China and Laos stand to gain
2:50 The funding for the project
5:41 Diplomatic relations
7:18 Challenges ahead
#China #Megaprojects #WSJ
The Wall Street Journal