ロシア、新型ドローンでキーウ攻撃か 「レーダー探知難しい素材」
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2023年11月25日、ウクライナの首都キーウで、ロシアのドローン(無人機)による攻撃で被害を受けた幼稚園の残骸を取り除く人たち=ロイター
米シンクタンク「戦争研究所」(ISW)は25日、ウクライナの首都キーウで同日未明にあったロシア軍による70機を超えるドローン(無人機)攻撃で、レーダー探知が難しい黒色の新しい自爆型ドローンが使用されたとするウクライナ空軍やロシアの軍事ブロガーの分析を紹介した。
【写真】ロシアの攻撃を受けた幼稚園。「本格侵攻以来、最大規模」のドローン攻撃だったという
ISWによると、ロシア軍が今回の攻撃に使用したドローンは新型で「黒色でレーダー信号を吸収する素材が使われ、探知がより難しい」と、ウクライナ空軍の報道官が報告したという。また、ロシアの複数の軍事ブロガーも、ロシア軍が今回の攻撃で「夜空での探知がより難しい」黒色の自爆型ドローンを初めて使用した、と主張していると紹介した。
朝日新聞社