近年、日本の大型プロジェクトは、

(この種の中で)

世界一か、それにふさわしい

デザインや内装や、材質、

総合的にも、

素晴らしいですが、

 
この低層棟のデザインは、”あまりにもひどいです”
 
10年たてばわかるとか、20年経過すれば、理解されるとか、
 
そういう次元ではなく、
 
単なるひどいデザインですが、
 
どうして、決定権のある、発注した人たちの中で
 
多数決でも、どうして、これを、選んだのか?
 
あまりにも、不思議というか、
 
皆、センスがない、
 
ということしか言えません。
 
こんな、世界でも超・超大型プロジェクトで、
 
世界中の建築家やデザイナーが憧れる仕事で、
 
”世界中の皆が落胆する、あまりにも、惜しい、無駄使い”です。
 
後世の建築の歴史に残る、”アグリー・デザイン”として残るでしょう。
 
 

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巨大過ぎる「麻布台ヒルズ」が開業、街づくりの要所を写真でおさらい

小山 航
 

日経クロステック/日経アーキテクチュア

森ビルが30年以上にわたって主導してきた大規模再開発プロジェクト、「麻布台ヒルズ」が2023年11月24日に開業を迎える。東京都港区に約8.1ヘクタールの計画地を確保し、うち2.4ヘクタールほどは緑地空間が広がる。その中に日本一の高さを誇る超高層タワーや、うねる外観が特徴の低層棟「ガーデンプラザ」が並ぶ。

 開業に先立ち、23年11月20日に報道機関向けの内覧会が開催された。初公開となった施設を含め、麻布台ヒルズの全体像を写真でおさらいしていこう。

敷地東側に延びる桜田通り(国道1号)から麻布台ヒルズを望む。写真左の超高層タワーが森JPタワーで、高さは約330m。右のタワーがレジデンスAで高さは約240mだ。写真手前に見えるのが独創的な形状のガーデンプラザ。2023年11月20日に撮影した(写真:日経クロステック)

敷地東側に延びる桜田通り(国道1号)から麻布台ヒルズを望む。写真左の超高層タワーが森JPタワーで、高さは約330m。右のタワーがレジデンスAで高さは約240mだ。写真手前に見えるのが独創的な形状のガーデンプラザ。2023年11月20日に撮影した(写真:日経クロステック)

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麻布台ヒルズの全体配置(出所:森ビル)

麻布台ヒルズの全体配置(出所:森ビル)

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 麻布台ヒルズは東側の桜田通り沿いに低層棟のガーデンプラザA、B、D、南側の外苑東通り沿いに森JPタワー、西側に一部建設中のレジデンス棟が並ぶ。23年8月に森JPタワーのオフィスフロアが一部公開されたものの、その全貌は長く明らかにされていなかった。

 今回の記事では特に、麻布台ヒルズを特徴付けるポイントのうち4カ所を抜粋し、写真で紹介する。街の中心に位置する「中央広場」、森JPタワーのオフィスに設けた「ヒルズハウス」、タワーやガーデンプラザに広がる商業空間、そして文化発信の拠点となるギャラリーだ。

 初めに、中央広場から見てみよう。森JPタワーの北側に位置する6000m2ほどの広さで、憩いの空間としてだけでなく、多様なイベントに対応するオープンスペースとして活用していく。森ビルが麻布台ヒルズの開発で重視した2本柱が、「緑」と「ウェルネス」。敷地内に配した広場はその考えを体現した最も重要な場所といえる。

中央広場の様子。広場内にはパブリックアートが点在する。後ろに見えるビルは森JPタワーだ(写真:日経クロステック)

中央広場の様子。広場内にはパブリックアートが点在する。後ろに見えるビルは森JPタワーだ(写真:日経クロステック)

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 森JPタワーの足元には、来街者をタワーの商業ゾーンへと誘い込むように立つ大屋根「The Cloud(ザ クラウド)」が立ち上がっている。動きのある「つるし雲」をモチーフにしているという。ガーデンプラザの外装やランドスケープをデザインした英国の建築家・トーマス・ヘザウィック氏が、大屋根のデザインも手掛けた。パブリックアートの1つとなっている。

中央広場の中に立つ大屋根「The Cloud(ザ クラウド)」を見上げる(写真:日経クロステック)

中央広場の中に立つ大屋根「The Cloud(ザ クラウド)」を見上げる(写真:日経クロステック)

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中央広場の斜面地から建物の屋上にかけて果樹園を設けた。収穫時には体験イベントなども計画する(写真:日経クロステック)

中央広場の斜面地から建物の屋上にかけて果樹園を設けた。収穫時には体験イベントなども計画する(写真:日経クロステック)

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 次に、麻布台ヒルズのメインタワーとなる森JPタワーの内部を紹介する。地上7階~52階が基準階面積約4800m2、貸し付け面積約20万4500m2のオフィス空間となる。今回、33、34階に設けた「ヒルズハウス」を新たに公開した。タワーに入居する企業の従業員が集うクラブハウスのような機能を持つ。

森JPタワー33階にあるヒルズハウスの入り口(写真:日経クロステック)

森JPタワー33階にあるヒルズハウスの入り口(写真:日経クロステック)

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ヒルズハウス内のラウンジ。ワークスペースやイベント利用を想定する(写真:日経クロステック)

ヒルズハウス内のラウンジ。ワークスペースやイベント利用を想定する(写真:日経クロステック)

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森JPタワー33階のスカイロビー(写真:日経クロステック)

森JPタワー33階のスカイロビー(写真:日経クロステック)

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森JPタワー52階のオフィス(写真:日経クロステック)

森JPタワー52階のオフィス(写真:日経クロステック)

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 森JPタワーの地下1階~地上4階で店舗が集積するタワープラザは、吹き抜けとなっている商業空間だ。テークアウトが可能な飲食店や、ファッション・インテリア・書店など都心で生活する人々のニーズに対応する店舗構成にしている。

タワープラザ内の様子(写真:日経クロステック)

タワープラザ内の様子(写真:日経クロステック)

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インテリアのほか、ファッションも取り扱うザ・コンランショップ東京店。店舗面積は1330m<sup>2</sup>ほど。日本の店舗としては初めてレストランを併設する(写真:日経クロステック)

インテリアのほか、ファッションも取り扱うザ・コンランショップ東京店。店舗面積は1330m2ほど。日本の店舗としては初めてレストランを併設する(写真:日経クロステック)

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東京都心へ初進出となる大垣書店(写真:日経クロステック)

東京都心へ初進出となる大垣書店(写真:日経クロステック)

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セレクトショップで有名なユナイテッドアローズは、ライフスタイルに寄り添った新しいコンセプトを掲げる「ユナイテッドアローズ 麻布台ヒルズ ウィメンズストア」をオープンした(写真:日経クロステック)

セレクトショップで有名なユナイテッドアローズは、ライフスタイルに寄り添った新しいコンセプトを掲げる「ユナイテッドアローズ 麻布台ヒルズ ウィメンズストア」をオープンした(写真:日経クロステック)

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タワープラザ1階から見上げた吹き抜け(写真:日経クロステック)

タワープラザ1階から見上げた吹き抜け(写真:日経クロステック)

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タワープラザのエントランス。23年11月20日の午後5時ごろ撮影(写真:日経クロステック)

タワープラザのエントランス。23年11月20日の午後5時ごろ撮影(写真:日経クロステック

 

 

巨大過ぎる「麻布台ヒルズ」が開業、街づくりの要所を写真でおさらい | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)