国際的汚職疑惑も!?  パチスロ「ユニバーサルエンターテインメント」存亡の命運を握る裁判

デイリー新潮

 

ユニバーサルエンターテインメント本社

 下手をすると、企業消滅の危機に立たされるほどの痛手を被るかもしれない。  パチスロ機メーカー最大手「ユニバーサルエンターテインメント(UE)」は、目下、米国デラウェア州の裁判所で、いわば「余命宣告」を待つ身である。  UE関係者によれば、 「きっかけはフィリピン・マニラのカジノホテル“オカダ・マニラ”を米国ナスダック市場に上場させようとしたことでした。UEは2024年の暮れに1000億円に及ぶ社債が償還期限を迎える。その償還資金の捻出のため、ナスダック市場で資金調達を図る上場プランが立てられました」  その際に用いられたのが、米国で盛んな「SPAC(特別買収目的会社)」制度だった。 「ナスダック市場には中身が何もないSPACと呼ばれる“空箱企業”が500社ほど上場しています。そのSPACと合併することで、実業を持つ会社が上場を果たせるわけです。日本なら“裏口上場”みたいなものが米国では制度として認められている。ニューヨーク・ヤンキースの元スター選手、アレックス・ロドリゲスもSPACの保有者として知られています」 (カネに振り回される人々のドラマを描く

 

「週刊新潮」の連載コラム「MONEY」より

 

 

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