黒海艦隊、ロシア本土に軍艦移動 ウクライナの攻撃から防御か

共同通信

7月にロシア国防省が公開した、黒海で訓練中の黒海艦隊の艦艇(AP=共同)

 

 

 

 【キーウ共同】

 

米シンクタンク、戦争研究所は4日、ロシア黒海艦隊が司令部を置くウクライナ南部クリミア半島の軍港セバストポリからロシア南部ノボロシースクの港に少なくとも10隻の軍艦を移動させたと分析した。激化するウクライナの攻撃から防御するためだとしている。1~3日に公開された衛星画像を解析した。  

 

 

一方、ロシアのシンクタンクは、移動は通常任務の一環だと指摘した。米戦争研究所は軍艦の移動は一時的で、黒海艦隊はセバストポリを基地として使用し続けるだろうとの見方を示した。ウクライナ軍は9月、クリミアを複数回攻撃し、揚陸艦を損傷させたり将校を殺害したりしたと主張している。  戦争研究所によると、ウクライナ軍は4日、東部ドネツク州バフムト郊外や南部ザポロジエ州のロボティネ南方でわずかに前進した。  ウクライナ国防省情報総局のユソフ報道官は、クリミア半島にウクライナの特殊作戦部隊が上陸し、ロシア軍を攻撃した上で撤収したと明らかにした。ウクライナメディアが4日伝えた

 

 

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