ブルージェイズのプレーオフ進出が決定!菊池雄星の活躍を「今季最高のストーリーのひとつ」と現地メディアが称賛
キャリアハイの11勝目を挙げた菊池は、プレーオフでどんなピッチングを見せてくれるだろうか(C)Getty Images
現地9月30日(日本時間10月1日)、
マリナーズがレンジャーズに敗れたため、菊池雄星が所属するブルージェイズのポストシーズン進出が決定した。
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菊池は現地29日のレイズ戦に先発登板。5回途中5安打3失点と好投を披露し、メジャー自己最多を更新する11勝目を挙げた。今季は5年目で自身メジャー初の2桁勝利となる11勝、防御率3.86、181奪三振を記録し、キャリアハイの成績を残している。1年間を通してローテーションを守り切り、2年連続となるブルージェイズのプレーオフ進出に大きく貢献したのは間違いないだろう。
そんな菊池に現地メディアは賛辞を送っている。
地元メディア『BlueJaysNation』は
「ユウセイ・キクチはブルージェイズにとって今季最高のストーリーのひとつだった」
と題して、菊池に関する特集記事を配信した。
同メディアは
「ユウセイ・キクチは厳しい2022年シーズンを乗り越え、ブルージェイズで目覚ましい活躍を見せた。
4月の1か月間、このサウスポーはわずか9失点しか許さず、
そのうち6失点はエンゼルス戦で喫したものである(防御率3.00、28奪三振)。
29日、キクチはブルージェイズで好投を披露し、
MLBに渡った2019年以来、数々のキャリアハイを更新した」と、
今季の活躍を称賛。
また、今季好調の要因については
「今シーズン、3つ以上の四球を許したのはわずか4試合のみであり、昨シーズンと比べると、驚異的な好転ぶりだ」と、制球力の改善を挙げた。
チームはプレーオフ進出が決定したが、
「ローテーションを考えると、キクチはブルペンに回される可能性が高いが、それでも彼の役割は今シーズンと同様に重要だ。このサウスポーは90マイル中盤の速球を投げることができ、右打者のインサイドへの投球を恐れず、ポストシーズンではロングリリーフとしてイニングを稼ぐことができる」と、リリーフとして起用される可能性を示唆した。
昨季はプレーオフでの登板がなかった菊池。大舞台での左腕の投球に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部
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