吉田正尚がルーキーとしての大記録達成 ペドロイアを抜き球団新人記録のシーズン50マルチ安打を達成 

スポーツ報知

レッドソックスの吉田正尚外野手(ロイター)

 

 

 

 

◆米大リーグ 

オリオールズレッドソックス(30日・ボルティモア=オリオール・パーク)

 

 

 

  【写真】藤浪晋太郎がサプライズのファンサービス  

 

 

レッドソックスの吉田正尚外野手(30)が30日(日本時間10月1日)、

敵地でのオリオールズ戦に「4番・DH」で先発。今季50度目のマルチ安打を達成し、新人としては、2007年に新人王に輝いたダスティン・ペドロイアの抜いて、球団史上最多記録を樹立した。  

 

 

 

相手先発は今季15勝の右腕・ギブソン。第1打席は86マイル(約138キロ)のチェンジアップで一ゴロに倒れたが、先頭で迎えた4回の第2打席。初球ファウルの後の2球目、高目の90マイル(145キロ)んの直球を中前に弾き返した。打球速度100・8マイル(162キロ)の火の出るような当たりだった。  続く6回の第3打席は、2番手の左腕ジマーマンの91マイル(146キロ)のシンカーを再び中前に。こちらも、打球速度99マイル(159キロ)と、強い当たり。最近2試合連続で代打を出されて途中交代し、前日29日の同カード第2戦は出番がなく欠場していたが、7打席ぶりの安打をきっかけに、快音を重ねた。  今季のマルチ安打は、23日のホワイトソックス戦以来ついに、「50」の大台に。並んでいた2007年のペドロイアを抜いて、球団新人史上単独トップに。打撃の神様・テッド・ウィリアムスや、三冠王のマイケル・ヤストレムスキーら生え抜きの好打者を輩出してきたレッドソックスのOBも、メジャー1年目には達成出来なかった数字。レジェンドを超え、吉田が金字塔を打ちたてた。

報知新聞社

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