銀座のロレックス強盗、18歳男を新たに逮捕…通信アプリ「シグナル」で実行役に指示か
現場のロレックス専門店から逃走する仮面姿の男ら(5月8日、東京都中央区銀座で)=提供動画から
東京・銀座の店舗で5月、仮面姿の男らが高級腕時計を奪った強盗事件で、警視庁は29日、新たに横浜市のアルバイトの男(18)を強盗容疑などで逮捕したと発表した。警視庁は男が通信アプリで強盗を指示していたとみて、実行役との関係などを調べている。
発表によると、男は実行役らと共謀して5月8日午後6時20分頃、銀座のロレックス専門店に押し入り、店員に刃物を突きつけて脅し、ショーケースから高級腕時計など74点(計約3億円相当)を奪った疑い。逮捕は27日。
警視庁が実行役のスマートフォンを解析し、男が秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」を通じて指示を出していたことが判明した。さらに上役がいる可能性があるとみて調べている。
事件では、実行役の男4人が強盗容疑などで逮捕された。18~19歳の3人が起訴され、うち無職の男(18)は今月25日に東京地裁で懲役4年6月の実刑判決を受けた。残る16歳少年は少年院送致となっている
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