千賀滉大が「歴史的」なMLB1年目終了 200K超え、防御率2.98に米メディア驚愕「新人王投票で1位か2位」
今季最終登板のマーリンズ戦を5回2失点、8奪三振で降板…勝ち負けつかず
マーリンズ戦、5回2失点8奪三振と好投したメッツの千賀滉大【写真:ロイター】
米大リーグ・メッツの千賀滉大投手が27日(日本時間28日)、
本拠地マーリンズとのダブルヘッダーの第2試合に先発し、
5回を3安打2失点、
8奪三振の好投を披露した。
これが今季最終登板と見られ、
勝敗こそつかなかったものの防御率は3点を切って2.98。
米メディアからも「歴史的なシーズン」といった称賛の声が上がっている。
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メジャー移籍1年目の千賀は初回、バーティに中堅へ先頭打者本塁打を運ばれたものの、1回2死から3回1死にかけての5連続など三振を重ねていった。3回2死、バーガーからフォークボールで奪った三振が今季200個目。4回には2死からサンチェスに右中間へ勝ち越しソロを運ばれたが、被安打はこの2発を含む3本だけだった。
MLB公式のメッツ番アンソニー・ディコモ記者は自身のX(旧ツイッター)で
「コウダイ・センガのルーキーシーズンが終わった」として、
今季の最終成績12勝7敗、
防御率2.98、
WHIP(1イニングあたりに許した走者)1.22、
166回1/3、
被安打126、
与四球77、
202奪三振を紹介。
「センガは29回先発した。彼はナ・リーグの新人王投票で1位か2位になるだろう。
そして彼はサイ・ヤング賞でもいくつか票を得るはずだ」と続け、メジャー1年目としては出色のシーズンを称えていた。
また、MLB公式のXも
「コウダイ・センガの歴史的な初めてのメジャーリーグシーズン」として、
「200奪三振以上を記録した新人投手」を紹介。
プレーオフにワイルドカード制度が導入された1995年以降では、
野茂英雄投手の236個(1995年=ドジャース)を筆頭に
ケリー・ウッドの233個(1998年=カブス)、
ダルビッシュ有の221個(2012年=レンジャーズ)に次ぐ数字で、
他にはスペンサー・ストライダーの202個(2022年=ブレーブス)、
松坂大輔の201個(2007年=レッドソックス)がいるという。
ナ・リーグの新人王争いには、
25本塁打、51盗塁をマークしているキャロル(ダイヤモンドバックス)
という強敵もいるが、どんな結果が出るだろうか。
THE ANSWER編集部
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